コラム・エッセイの記事一覧

ほぼすべての若者が10代後半から20代前半にかけて社会に出て働きはじめ、その後40~50年は何かしらの形で仕事に携わることになります。人生80年のうち、約半分は社会人としての生活であり、出来ることなら楽しく有意義な時間を...

「宝の持ち腐れ」という言葉がある。私の趣味の道具がそうだ。プロが使っている道具と同じモデルを使っているが、その100分の1の性能も出し切れていない。私自身はそれを使うことに酔いしれているから良いが、道具はたまったものでは...

提案制度の運用は、企業の従業員の活性化だけでなく、品質、原価、納期など経営改善要件に大きく作用を及ぼします。 このため、提案制度を活用する企業が多く、中でも改善というのは企業にとっても従業員にとっても、都合の良い方式です...

力率補正(PFC)ステージのループ補償は、一般に大きな懸案事項とは考えられていません。 確かにPFC回路は、低周波信号のライン電流を整形する必要がありますが、これはPFC回路が本質的にきわめて低速なシステムであるためです...

溶接業務で発生する問題点を克服した商品を自ら開発 愛知県岡崎市にある加工業を行うエスティー社の迫田俊一社長にお話をうかがいました。 エスティー社がこのたび開発したのは、金属加工を行う際にどうしても発生する金属のゆがみであ...

「川を上れ、海を渡れ!」という言葉がある。 「川を上れ」は、時間の流れ。 “歴史を遡って学べ”という意味であり、「海を渡れ」は、“世界情勢に目を向けろ”との意味だそうである。   今、中小製造業にとって最も重要...

IoTの事前準備として段取り作業の“今”を把握し標準化する、という話です。 IoTの事前準備として、“今”を把握できていますか? 優先して把握すべきトコロに気が付きますか?   これから、現場作業の標準化を進め...

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。ある事象が、まったく関係ないと思われるような場所や物事に影響が及ぶことのたとえだ。もともとは江戸時代の小説である浮世草子で使われたのがはじまりで、東海道を巡る弥次さん喜多さ...

先日、これからの世の中は大方の予想に反することが普通に起きるのではないかと申し上げました。 そしてその対策として、「何が起きても大丈夫な実力を付けておくことです。 具体的には会社のすべての人が毎月改善を実行する習慣がある...

あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善」 それでは、実際にムダなし楽々改善をはじめてみましょう。 と、いっても、何からはじめたら良いか迷いますね。 まずは、身近なところを見回してみます。 作業台や机の引き出し……...

PTCジャパン宍戸武士社長 ――2016年を総括して おかげさまで2016年は全体としてフタ桁成長できました。なかでもIoTは前年比300%増と目覚ましい成長を遂げることができました。 2015年からIoTに取り組みはじ...

現在、製造業が直面する問題として、少子高齢化による技術者不足と技術継承の問題があります。 印刷機も未だ発明されていなかった時代、職人はすべての知識や技を先人から学び、受け継ぐ必要がありました。そのため、師弟関係が尊重され...