コラム・エッセイの記事一覧

フィリピン工場から東京本社へ帰任して、早4ヵ月。 時が経つのも早いものです。   現在は今までやってきた量産に関する業務に加え、技術開発業務を兼任中。 生産とはまた違った視点から製品と向き合う仕事に、日々勉強の...

※この記事は2009年7月に執筆されたものです。 トヨタを人間に例えると、トヨタが30歳ごろ、私は入社した。 そしてトヨタが60歳になったころ、私はトヨタを退社した。 私がトヨタに入社する4年ほど前に、オイルショックが世...

先日、面白い取り組みの話を聞いた。 端子盤メーカーのフジコンでは、社員が一人ひとりの秀でた部分、スター性を発掘して見える化し、仕事に活かす価値まで高めていこうという「スタープロジェクト」を今年からスタートした。 第一弾で...

顧客がメーカーであっても、消費者であってもコア技術の見極めが大切、商品企画が生きるのもモノづくり力次第であり、お金を生み出すためにコア技術をしゃぶりつくす、という話です。   1.コア技術に始まり、コア技術に終...

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。   海外の縫製工場で働いていると、現地語の習得がとても大切になってきます。 コンサルティング企業や政府機関であれば、英語が堪能な同僚に恵まれ、英語ですべ...

(株)鬼柳の葛西です。 先週の土曜日が恒例の社内全体カイゼン日でした。 今回は、ギャラリー周りの清掃とレイアウト変更や打ち合わせコーナーのタイルカーペットを貼り替えなどの作業を中心に行ないました。 どちらの事務所でもだと...

誰にも聞けない「トヨタ生産方式」現場改善コーチが伝授します 【まえがき】 部屋の本が増えたので、20世紀に出版された本から処分しています。 特に仕事に使っている本は、10年を超すと内容が古くなってしまいます。  ...

先週の金曜日(2013年3月29日)に中国工場・品質管理セミナーを開催しました。   今回は、その内容の1部と様子を紹介したいと思います。   セミナー会場は、東京・日本橋三越の対面に位置するアンテレ...

日本のモノづくりのやり方は欧米のモノづくりと違うと考えています。 今回はそのことについてお話します。   ひとつの製品には必ず会社の全部門のかかわりがある。 企画から営業、生産、配達、代金回収を一人ですべてやる...

※この記事は2009年7月7日に執筆されたものです。 今日7月7日は七夕だがあいにくの雨。 それどころか和歌山では大雨で大変な被害が出ているようだ。 旧暦でいえばこの七夕は8月上旬で、一年で最も天気の安定する時期だった。...

今回は、多品種少量生産において自動化・省力化のボトルネックの一つである「工場内の搬送」について取り上げます。 EV開発競争による、自律移動に関する技術の急激な進歩もあいまって、「AGV」は部品やワークを届けてもらう「自走...

今回は、「マシンビジョン」と言われる機械の目を通じて電子データ化し、各種処理を行う仕組みのうち、展示会でも目立つ展示が多かった立体のマシンビジョン=「3Dビジョン」を紹介します。3Dビジョンと一言で言っても、さまざまな用...