ものづくりニュース

「Apérza News(アペルザニュース)」は、これまでのメディアが取り上げてこなかった、ものづくりの現場で働く技術者が日常業務の中で習得し、活用する知見やノウハウ等のコンテンツに特化した製造業向けメディアです。自社コンテンツに加えて、認定ユーザー(アンバサダー)によるライブ感の高いコンテンツを織り交ぜ、ものづくりの最前線の情報提供に。本サービスを通じて、製造業で課題となっている技術継承問題の解決に取り組むと同時に、次世代型ものづくりの浸透を後押しすることで日本の製造業の競争力強化に貢献いたします。

今回から新章です。具体的なアプローチを考えます。よろしくお願いいたします。   前章の最後でこれから始まる経営改革の手段は現場改善だと申し上げた。 訳の分からない横文字の手段ではなく、昔から日本の製造業が慣れ親...

前回までに、識別管理について話をしました。 特に「ほとんど出来ているではダメで、100%の完璧を求める」ことが必要だと強調しました。 それは1,000個中1個出来ていないものがあると、その1個が不良流出につながってしまう...

検定試験のブランド力 日本人は検定が大好きです。 ある分野について詳しい知識を持っていることを周りの人にわかってもらおうと思ったときに便利なのが、検定です。 たとえば「漢字検定」(正式名称:日本漢字能力検定)が有名な例で...

今週は1週間韓国だ。 この企業とはすでに1年半のお付き合いになる。 この企業はTPS改善事務局が非常にしっかりしており、現場の改善実施も確実に行われている。 私の仕事は、その改善内容の報告を受けて講評し、方向性を明確に示...

トップや管理者が実践している現場に対するフォローや評価の活動は自社製品のイメージアップにつながる、つまり、顧客の信頼感を高める効果がある、という話です。   1.トップが現場に直接向き合う重要性 広島県広島市に...

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。   ここ2週間、QCの5人の職員はビーズを縫い付けるのに大忙しです。オーダー数は決して多くはありません。しかし、一人あたり1日にできる枚数は何と2枚か3...

「現場川柳」とは、産業用センサメーカーのオプテックス・エフエー株式会社が10月3日の「センサの日」を記念して、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業など、あらゆる“現場”にまつわる川柳を募集するという企画。 201...

誰にも聞けない「トヨタ生産方式」現場改善コーチが伝授します 【12】稼働率と可動率 機械を使ってものをつくっている割合を示す数字には、稼動率、稼働率、可動率があります。 よく使っているのは稼動率でしょう。 稼動時間に対し...

(株)鬼柳の葛西です。 今日は月に一度の社内全体カイゼン日でした。 今回の活動は、2ヶ月くらい前に事務所内通路と二階倉庫の床をアイボリー色に塗装したのですが、塗り残している所が何箇所かあったので、その場所の塗装と在庫倉庫...

重工業は素材や製品が重かったり、大きかったりするから「重工業」という。 当然、港に隣接し、素材や製品を大型船舶で輸送する。 しかし中国は海からの攻撃を警戒して、重工業を内陸の重慶に集中させてしまった。 今になって輸送に非...

工場基本管理(5S、識別管理、不良品の処置ルール、製品・部品の扱い)について書いています。   前回に続き識別管理についてです。 識別・表示、工場管理では当たり前のことですが、これに関しては徹底すること、100...

「日本の製造が本来持っている強み」として書いてきましたが、今回が最終です。   私は自分の27年間のコンサルタント経験から、日本の中小の製造業こそがこれからの大きな変化に対応できる一番近い場所にいることを確信し...