『トヨタ生産方式』の記事一覧 : 143件

北京にある、ある日系企業の工場を見せてもらった。そこの工場長は、次のような悩みを語っておられた。 「日本人なら1つ言えば全て理解してうまくやってくれる。例えば、『このボルト締めといて』と言えば、判断して必要なところを的確...

トヨタの進化を築城に例えると次のようになる。   豊田佐吉翁 地盤固め(人偏のついた自働化の着想と実現) 豊田喜一郎氏 石垣づくり(ジャスト・イン・タイムの着想) 大野耐一氏 天守閣建築(ジャスト・イン・タイム...

かんばんには部品納入サイクルが決めてある。 納入サイクル 1-4-3 その意味 1日にトヨタへ4便の納入があるとする。 かんばんが振り出された便から、3便後にそのかんばんと部品を納入する。 例えば、その日の1便でかんばん...

私が生産管理の仕事をしていたトヨタの機械加工工場は粗材の投入から加工完成まで、完全自動搬送ラインだった。 そこにはトヨタが培ってきたトヨタ生産方式の粋が結集されいた。 私は生産管理の専門知識をバックボーンにして技術的な部...

コンサルタントの仕事を始めたが、いろいろな会社を見学することができて非常に勉強になる。 その中で一番興味深いのは、トヨタ生産方式がまったく導入されていないどころか、機械加工工程でもロット生産をしているような工場を見た時だ...

トヨタの生産工程は全ての工程を1個づつ製品が流れる(ただしプレス、鍛造、鋳造などはロット生産。しかし究極の目標は1個生産)。 そこを流れる全ての部品が流れる間隔が同じである。たとえば極端な例だが、8時間で8個使用される部...

韓国のある一流企業の工場を見せてもらった。 その会社は工程にも製品の流れはあるし、TPM(Total Productive Maintenance全員参加の生産保全)を全社を挙げて実施していたため、ちょっと見は非常に良か...

トヨタ生産方式の真の源流 ①豊田佐吉 「人偏のついた自働化」の着想と実現 ②豊田喜一郎「ジャスト・イン・タイム」の着想 ③大野耐一 「ジャスト・イン・タイム」の実現   ①豊田佐吉「人偏のついた自働化」の着想と...

14.ジャスト・イン・タイム(豊田喜一郎氏) 汽車に乗るのに1分のことで乗り遅れたというが、1分どころか1秒だって遅れたら汽車には乗れない。 ただし、私の言うジャスト・イン・タイムとは間に合うというだけの意味ではない。 ...

現場改善でよく使われる言葉を紹介する用語集です。 かんばん トヨタ生産方式、ジャスト・イン・タイム(JIT)生産には不可欠な表示道具 鉄板やプラスチック、紙でできた札票で、何が、どれだけ必要かが記載されている 工程間(サ...

新技術開発センター主催でインダストリー4.0のセミナーが行われる。 11月19日10時~機械振興会館(東京都港区芝公園3-5-8) 講師は元東芝で今は戦略情報センターPOP研究所所長の山口俊之氏 詳細は下記 または新技術...