コラム・エッセイの記事一覧

多くの工場では、多品種少量、受注生産で忙しい状態が常態化しているにもかかわらず、生産性は頭打ち、一人当たり売上高は伸び悩んでいます。 そんな中で、日常業務とは別に、改善テーマを設定して、QCストーリー作りに専念する小集団...

若手技術者育成において、「知っていることこそ正義」という専門性至上主義を捨てさせることが最初で最大の難関です。 この専門性至上主義を捨てさせるのに苦労する根本的原因の一つが、「わからない」と言えない技術者の性質です。 「...

技術者育成において、若手技術者の “モチベーションを上げる” にはどうしたらいいのでしょうか。 技術業務の基礎講座 技術者育成というと、あれも教え、これも教え、フォローして、と色々「~しなくては」...

若手技術者に対しては、可能な限り早い段階でチャンスを与えて “成功体験” をさせてください。これが自主性と実行力育成につながっていきます。 若手技術者にみられる「不器用な仮面」 最近の20代半ばま...

自分が専門でないところについては、社内外でその道の専門家の力をうまく活用することが重要です。 自分以外の専門家の力をかりる 若手技術者の育成においては、育成される若手技術者本人も、技術者を育成する側も「専門性」を身につけ...

技術者人材育成においては、時間は貴重である、という時間感覚を身につけさせることが重要です。 仕事については期限を決める、といったことはどこの企業でもできている印象です。しかし、内容に対してあまりにも無理なアウトプットを要...

若手技術者人材育成で「専門性」を重要視しているのであれば、それは間違いです。 技術者を育成する指導者層も「元・技術者」である場合が多いため、どうしても育成指針も専門性至上主義にとらわれてしまっています。   「...

自動化設備は、計画段階での仕様検討が重要です。けれどもそれと同じくらいに重要なことに、設備の使用段階における故障予防があります。 自動化設備の生産性向上を考えたときに、大切なことは設備を止めないことです。設備を止めないた...

技術者採用の段階で技術者を見極めることは、技術者人材育成において極めて重要です。 これは、入社してからじっくり時間をかけて育成するというより、可能な限り早く企業利益を生み出す技術者に引き上げる、というスピード感が世界中の...

何かを説明してもらうとき、どんな小さなことでもすぐに「資料を作って」と言っていませんか? 「資料を作って」がもたらすものとは 技術者に限ったことではありませんが、資料を作るほどの内容でなくても、 「資料を作って」 が口癖...

若手技術者を指示待ち技術者にしないためにはどうしたらいいのでしょうか。 「若手技術者にマニュアル人間が多く、自主的に動く技術者が育ってこない」 非常によく聞く技術者育成の悩みの一つですね。この様な悩みや問題の根幹にあるの...

自動化設備の生産性向上を考えるときに必要な、稼働率と可動率について説明します。 自動化設備の実力は、稼働率の計算では知ることができません。可動率の計算で初めて知ることができます。 稼働率と可動率の違いを以下に説明します。...