富澤 正

弁理士。コスモス国際特許商標事務所パートナー。名古屋工業大学非常勤講師。1980年愛知県生まれ。名古屋工業大学大学院修了。知的財産権の取得業務だけでなく知的財産権を活用した製品作りの商品開発コンサルタントを行う。知財マッチングを展開し、ものづくり企業の地方創世の救世主として活躍している。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標の活用を応援するWEBマガジン「発明plus Web」( https://hatsumei-plus.jp/ )を運営している。

製造業のWEBマーケティング モノづくりをする製造業の多くは、ホームページを持っていてもそれを十分に活かすことのできていない企業が多いように感じます。 それは今まで下請け企業として仕事を受注して依頼通りに製造を行ってきた...

補助金や助成金を賢く活用しましょう 仕入れ販売をしていたり、受注生産をしていても、最終的には自社商品開発を目標にしているという企業も多いと思います。 資金調達の方法は大きく融資、助成金、補助金があります。銀行から資金を借...

モノづくりで足りない知識をクラウドソーシングで補う クラウドソーシングは、インターネットを使って不特定多数の人に業務を依頼するサービスです。 クラウドソーシングでは、デザイナーやマーケッター、WEB開発者といった多種多様...

開放特許情報データベースとは 開放特許情報データベースとは、インターネット上で、企業、大学、研究機関等の開放特許を一括して検索できる公的なサービスです。 開放特許情報データベースの利用は無料(ID、パスワードなし)で利用...

日本弁理士会が行う知的財産コンサルティング 平成27年度、日本弁理士会は,「弁理士知財キャラバン事業」を立ち上げました。 本事業の主たる目的は,中小企業に知財戦略・知財経営の重要性に気づきを与えることです。 日本において...

おもちゃはどこまで似ているとアウトなのか? 「ある人気のおもちゃと似た商品を作ろうと考えています。その場合知的財産権で気を付けることはありますか?」といった質問を受けることがあります。 人気商品が出てきたときに、似たよう...

溶接業務で発生する問題点を克服した商品を自ら開発 愛知県岡崎市にある加工業を行うエスティー社の迫田俊一社長にお話をうかがいました。 エスティー社がこのたび開発したのは、金属加工を行う際にどうしても発生する金属のゆがみであ...

2007年、川崎市は全国に先駆けて、開放特許を活用した知財マッチングを開始。「川崎モデル」として、他の自治体のロールモデルとなりました。 その取り組みを成功に導いた、川崎市役所産業政策部の木村佳司氏(写真右側)と知的財産...

未利用特許は75万件 大企業では日夜研究開発が行われています。 その中で特許になりそうな基礎技術や応用技術について特許を取っていきます。 しかし、国内特許約160万件のうち約半数の約75万件の特許が未利用の大企業の特許で...

注目される開放特許 内閣総理大臣を本部長に置く知的財産戦略本部が「知的財産推進計画2015」を2015年6月に発表しました。 その中に重点三本柱の計画として初めに開放特許について記述しています。国も地方の中小企業が知財を...

特許は一定期間で権利が切れます ジェネリック医薬品は、特許切れの医薬品を安価で提供するものです。 最近では、他にジェネリック家電、ジェネリック家具といった様々な権利切れに関係するジェネリック商品が出てきています。 特許な...

リンカーン大統領の特許政策 知的財産権の制度の特徴の一つに、独占的な権利を国が発明者にあげることにあります。 独占的な権利をあげるのは発明者のやる気を出させるためです。 いい発明がたくさん出てくることで、世の中が便利にな...