Shuichiro Yoshida

◎FRP Consultant 株式会社 代表取締役社長◎福井大学非常勤講師 ◎FRP(繊維強化プラスチック)を用いた製品の技術的課題解決、該関連業界への参入を検討、並びに該業界での事業拡大を検討する企業をサポートする技術コンサルティング企業代表。現在も国内外の研究開発最前線で先導、指示するなど、評論家ではない実践力を重視。複数の海外ジャーナルにFull paperを掲載させた高い専門性に裏付けられた技術サポートには定評がある。

円安で製造業の輸出業が好調とはいえ、基本的には日本の製造業は人件費の安い中国や東南アジアに押されてしまっています。 そのような中、必要とされているのが、「新付加価値の技術」です。 ここで問いかけたいことは、新付加価値の技...

技術者の指導に関するポリシーというものは、同じものづくり企業の間でも各社各様です。 それは各企業がその企業が創業以来歩んできた道のりによって形作られたものが指導のポリシーに反映されているはずだからで、技術者の指導ポリシー...

若手技術者は自らの専門性にこだわる、専門性至上主義にとらわれています。 日々「自分の専門は何か」という問いかけをしながら過ごしているケースが多いと思います。 もちろん専門性は何かということを意識しながら仕事をすることは大...

何度指導しても、どこかで他人事。 べき論を振りかざすだけで一向に前に進まない。 打ち合わせでも発言せず黙っているだけ。   そんな若手技術者に閉口することは無いでしょうか。   このような若手技術者に...

チームの状況把握、問題に対する対策検討など、定例でミーティングを行う場合、通常どのような流れで行っているのでしょうか。 各チームメンバーが淡々と状況報告をするだけになっていないでしょうか。 これでは貴重な時間を使って集ま...

多くの仕事がなかなか進まないという中で、若手技術者が苦しんでいる時いつ 手を差し伸べるべきか悩む、ということは無いでしょうか。   面倒見のいい上司の方はすぐに、 「全体を把握したいからすぐにでも話を聴かせてく...

若手技術者にさまざまな仕事をしてもらう中で、ボトムアップで創造的な仕事こそ多くやってもらいたいと思うことは無いでしょうか。 現在ではなく、数年先の競争力をもって企業の生き残りをかけるには、若手技術者ができる限り早い段階か...

グローバル化という言葉が化石化しつつある現代では、当たり前になっている海外とのやり取り。 アジアの虎、中国が世界経済を牽引、あらたな市場として注目される東南アジア、オリンピック開催に沸く南米。 それぞれ中国語やブラジル語...

近年のシミュレーション技術の進化は目を見張るものがあります。 10年ほど前まで専門の機関に依頼しないとできなかったことが、30万円も出せば一昔前のスーパーコンピューターに匹敵する性能のPCを購入でき、そのプラットフォーム...

今はセミナーや講習会の開催を専門に行う企業が乱立するご時世です。 多くは個人向けのセミナーが多いのですが、中には法人向けやその中でも製造業に特化するような、ターゲットを明確化した企業が出てきています。 大手企業としては、...

ものづくり企業にとって、ノウハウの蓄積というのは極めて重要なものの一つです。 低コストを武器に躍進の続く中国や東南アジアのものづくり業界での存在が強大になった今、“ノウハウの蓄積”は生き残り戦略の一つといえます。 このノ...

技術者の人材育成というと、学会やセミナーに行って専門知見を積んでくる、と考えるのが通常のようです。 ところが、文章作成力に裏打ちされた論理的思考力が無いと学会やセミナーに行ったところで、そこで十分な情報を整理して取得し、...