海外縫製工場のお昼ご飯を紹介します!! | ラオス縫製工場の日常
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海外縫製工場には、いろいろ行商人たちがいろいろなものを売りにきます。野菜、肉、衣類、雑貨などなど。お昼前には、お惣菜を売りに来る人がいます。何人かいますが、今日はそのうちの一人を紹介します。
【参考】
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です!
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。②
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。③
下の方は、毎日お惣菜を売りにきてくれます。朝に調理をして、昼前から職員が昼休憩で外に出て来るを待っています。左下のカゴにいろいろな種類のお惣菜が入っています。1袋あたり3,000kip(43円くらい)です。もちろんすべてラオス料理です。
下の写真は、野菜炒めで、オイスターソースがベースです。ラオス料理にオイスターソースはなくてはならない調味料の1つです。
これは豚肉のラープです。豚肉を小さく切り、それにハーブや魚醤などで味付けをしていきます。このラープは、豚肉だけでなく、牛肉、鶏肉、あひる肉などを使っても作られます。観光ガイドでは、ラオスを代表する料理として紹介されています。
落花生です。生の落花生を茹でてあるだけですが、美味しいです☆
次は、パパイヤサラダです。ラオス料理の中で一番有名な料理ではないでしょうか。細く刻んだパパイヤに、魚醤やパデークという魚を発酵させた調味料などを合わせていきます。このとき、鉢にいれば、木の棒でたたきながら混ぜ合わせます。このような混ぜ方を、ラオス語では「タム」といい、パパイヤだけでなく、熟していないマンゴー、きゅうり、インスタントラーメンなどを同じようにして料理します。
たけのこを煮込んだものです。 これも魚を発酵させたパデークという調味料を使って作ります。また、たけのこはラオスでもよく使われる食材は、ただ茹でで食べたり、ラオスで一番有名なケンノマイという料理にも使われます。
次は、きのこのスープです。少しどろどろしたスープです。どうやって味付けしているのかは食べる専門なので分かりませんが、日本人にとっては薬草のような野菜を使っているので、少し苦味のあるような癖のある味がします。
貝を煮たものです。爪楊枝で中の身をとってたべます。少し泥臭くて私は苦手ですが、ラオス人はよく好んで食べています。
そして、昼休みに入ると皆が一斉にこれらのお惣菜を買いにきます。縫製工場の近くに住んでいる職員が多いので、家に帰って食事をする職員も多いですが、工場内で食事をする人はこんな風にお昼ご飯を買っています。
お昼ごはんを買った後は、こんな感じでニコニコです。
工場横の食事スペースで、用意してある皿によそっていきます。
上の写真の袋のお惣菜を皿に盛り付けるとこんな感じになります。
今日紹介したラオス料理の味は、街なかの外国人向けのラオス料理はまったく違う味です。外国人向けの料理には、魚を発酵させて作るパデーク等の癖のある調味料や、薬草のような味のする野菜は使われていません。しかし、ラオス人のためのラオス料理には、たくさん使われています。最初は、外国人向けのラオス料理の方が美味しく感じますが、なれてくるとラオス人のためのラオス料理の方が圧倒的に美味しく感じるようになります。