海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。② | ラオス縫製工場の日常

海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。② | ラオス縫製工場の日常

※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。

 

先日の縫製工場前の行商人たちを紹介しましたが、まだまだいろいろな方が縫製工場前に行商に来ているのでその続編ということで紹介します。

縫製工場の職員に売りに毎日誰か彼かが来ています。

よく来る人も人も、たまにしか来ない人もいます。今日は、どちらかというと、たまにしか来ない人たちを紹介します。

【参考】
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です!

 

まずはスクーターで、田んぼで取れた小魚を売りに来ていた方です。

養殖ではなく、自然の中で取れた魚は、ラオス人の中でパー・タンマサート(天然の魚)として喜ばれます。

ということで、この魚が売りにきたときには、あっという間に人だかりができて、あっという間に売り切れていました。

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小魚はこんな感じです。

このような小さな小魚は焼いて食べることもできますが、チェオと呼ばれるラオスのふりかけ(?)作りに使われることも多いです。

この小魚を焼いて、すり鉢で潰して、醤油やライム、唐辛子などを加えて味を整えていきます。

ラオスの主食であるもち米との相性は抜群です。

ラオス人は皆かなりこだわりをもって作っていて、それぞれの家庭に家庭の味があります。

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次もまた、スクーターで売りに来た方です。

この方は、バナナと紫芋を挙げたお菓子を売りに来てくれました。

小さな袋は1,000kip(14円くらい)です。

そして、その小さな袋が12袋で、10,000kip(140円くらい)です。

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1人が買ったら、「私も買おうかしら」という感じでしょうか。

誰かが買ったら、自分も欲しくなるのは万国共通ですね☆

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私も、下の紫芋を12個くらいひと束をまとめて買いました。

ラオス人は、バナナの方が好きな人が多いですが、私は紫芋をおすすめします!!

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カオトンとよばれるもち米の料理を売りにきた方もいました。

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こんな感じです。

日本のちまきのイメージです。このちまきのような料理には、もち米と一緒にバナナを蒸したものと、豚肉と蒸したものがあります。

今回売りに来ていたのは、豚肉を蒸したものです。

お寺の行事があるときには、このカオトンと呼ばれるちまきのような料理を作り、お坊さんに食べていただくことも多いです。

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アイスクリーム屋さんです。

自家製のアイスクリームと市販のタイ製のアイスクリームの2種類を売っています。

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多くの人は、自家製のアイスクリームを選んでいました。

味は、ココナッツ味で、甘みは強いですが、さっぱりして、ラオスの35度以上にある気候の中で食べるととても美味しいです。

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こんな感じのアイスクリームで、4,000kip(60円くらい)です。

この日は暑かったので、本当にたくさんの職員がアイスを買い求めていました。

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こんな感じで、いろいろな方が海外の縫製工場にはものを売りにきます。

昼休憩に入る時、仕事が終わったときには、一度にたくさんの人がでてくるので行商人たちにとっては、良いビジネス・チャンスのようです。

 

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。