海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。③ | ラオス縫製工場の日常
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
海外の縫製工場前に集まる行商人たちを紹介する記事の第三弾です。
海外の縫製工場では、いろいろな方が職員目当てに商品を売りに来ています。
【参考】
海外縫製工場の行商人は大繁盛中です!
海外縫製工場の行商人は大繁盛中です。②
まずは、こんな感じで日用品を売りに来ている人たちです。
トラックにたくさん商品を積んで売りにきています。
手前がプラスチック製の容器などの日用品を、奥側のトラックには調味料や飲み物などの食料品が売っています。
トラック側に旦那さん、手前側に奥さんという形で売っています。
下の女性が売り子さんです。なぜかプラスチック製の容器に混じって、お菓子が売っています。
下の写真のような感じでプラスチック製の容器や箸、包丁などが売っています。
プラスチック製の容器はタイ製、包丁は中国製、爪楊枝はベトナム製のようでした。
上の写真の商品の売上が良いかというと、あまり良くなさそうです。
例えば、奥さんが売っていたプラスチック製の容器の中には8,000kip(110円くらい)のものがありました。
2,3年前までは、市場では10,000kip(140円くらい)で同じようなもの売っていて、トラックの行商人の方の方が安かったです。
しかし、現在、ラオス中に100円ショップならぬ6,000kipショップがいたるところにできて、同じようなものが6,000kipで手に入るようになっています。
「6,000kipショップでも同じものが売っているよ。だから、6,000kipに値下げしてよ。」とお願いしてみましたが、「その値段で売れないよ」との返事が返ってきました。
また、トラック側では、醤油や砂糖、味の素などの調味料、牛乳やジュースなど飲料、ポテトチップスなどのお菓子、石鹸や洗剤などが売っています。
拡大するとこんな感じです。
上のトラックで売りに来ている商品も売上があまり良くありませんでした。
こちらも値段が、少し高いです。
最近は、大型のスーパーマケットなどができています。
例えば、6本入りの豆乳は、この店では14,000kip(200円くらい)ですが、スーパーマーケットでは13,000kip(190円ぐらい)で売っています。
日本でも、小さな個人の商店が、100円ショップやスーパーマーケットなどに価格に対抗できずに潰れていった時期がありましたが、ラオスでは今こういうことが起きようとしています。
さて、話題は代わり、次は服を売っている方です。
衣類を売るのは、もっとも簡単にはじめられる商売の1つということもあり、たくさんのラオス人が、市場の中で、ナイトマーケットなどで衣類を売っています。
そんな事情もあり、いろいろな人が衣類を売りに縫製工場前に来ています。
下のような服は、室内着で15000kip(200円弱ぐらい)です。
ラオス人の多くのは、室内では下のようなパジャマというか、室内着をよく来ていたりします。
ラオスは、縫製産業が盛んな中国、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイに囲まれているせいか、衣類はかなり安く手に入ります。
最後に野菜を売りに来た方を紹介します。何人かの方が、よく野菜を売りに来て、下の写真が方が一番最近売りに来るようになった方です。
野菜を綺麗に並べているだけでなく、売っている野菜も綺麗です。
左下の野菜は空芯菜です。ラオス料理で、空芯菜は炒めたり、鍋に入れたりともっともよく食べられる野菜の1つです。
CBC Laoは小さな縫製工場なので、上の写真のようにぽつりぽつりと行商人が売りに来てくださる程度ですが、大きな縫製工場の前では、普通の市場顔負けないくらいいろいろな人が、いろいろなものを売りにきています。