富士通・福岡造船 船舶部品のシステム運用開始

富士通・福岡造船 船舶部品のシステム運用開始

福岡造船(福岡市中央区)は、富士通および富士通マーケティングとAR技術を活用した船舶部品の管理システムを共同で開発し、運用を開始した。

同プロジェクトは国土交通省が推進するIoT技術やAIを活用し、造船の生産性向上のための技術開発支援を目的とする海事生産性革命(i-Shipping)の一環として行うもの。

新システムは、1隻の化学薬品タンカーを建造する際に使用する配管約1万5000点以上の部品にARマーカーを貼り付け、現場作業員がマーカーをタブレットで読み取ることで、各部品の種類や取り付け位置などを瞬時に確認することが可能。

また、配管を製造する外注業者も納品予定の部品の情報を同システムで管理することで、部品の製造状況や納品状況を一括で把握することができる。これにより、これまで紙ベースで行っていた部品ごとの図面の確認や、広大な資材置き場に置かれている部品の追跡が容易になるほか、製造工程にあわせたタイミングで納品依頼をすることなどが可能になる。

福岡造船では、同システムによる約35%の作業工数削減を目指し、今後、製造現場での運用など実績を重ねると同時に、現場の取り付け作業を視覚的に支援するなどAR技術の特徴を生かしたシステムの開発を富士通グループとともに進め、さらなる生産性の向上を図っていく。

 

出典:富士通 福岡造船と富士通、造船の生産性向上に向けAR技術を活用した船舶部品の管理システムを運用開始


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ