髙木 俊郎

株式会社アルファTKG社長。1953年長野市生まれ。2014年3月までアマダ専務取締役。電気通信大学時代からアジアを中心に海外を訪問して見聞を広め、77年にアマダ入社後も海外販売本部長や欧米の海外子会社の社長を務めながら、グローバルな観点から日本および世界の製造業を見てきた。 http://a-tkg.com/

去る10月21日から10月25日まで、ドイツのハノーバーで第23回国際板金加工見本市“EuroBLECH(ユーロブレッヒ)”が開催された。 この見本市は、板金加工業界対象の世界最大級の見本市であり、今年も大盛況で閉幕。 ...

私の仕事は、『中小企業の再起動』である。  中小製造業の今後を考えるうえで、グローバル視点が非常に重要な事は皆が理解しているが、残念ながら日本の報道を見ているだけでは、グローバル視点での情報と考察がどうしても乏しくなって...

海外旅行が当たり前の時代になった。 法務省統計によると、昨年の日本人出国者数は 1700万人を超えている。50年前の東京オリンピック、東京モノレール開通の頃は 10万人程度であった。驚異的変化である。 これだけ庶民の海外...

日本の製造業は必ず復活する。 日本がバブル崩壊以前の成功に再び戻ることは期待できないが、中小製造業(これからはローカル企業と呼ぶ)の底力で必ず復活する。 復活の条件は、『ローカル企業の再起動』 ローカル企業の再起動には、...

本投稿は予告のご案内です。全10話でお届けするエッセイは、中小製造業の再起動の真髄に迫ります。 バブル崩壊以前の日本は、製造大国として世界に君臨してきました。 日本の強さは、団塊の世代が生み出した豊富な労働力に加え、活発...