ダイハツ、開発や生産技術など全スタッフ職でAI人材育成プログラムを開始...

ダイハツ、開発や生産技術など全スタッフ職でAI人材育成プログラムを開始 全社的な普及を目指す

AI人材育成のための教育事業を手がけるスキルアップAI株式会社とダイハツ工業株式会社は、自動車産業におけるAI人材育成のための独自プログラムを開発。2020年12月より、ダイハツの全スタッフ職を対象としてプログラムをスタートさせた。自動車産業の将来を見据えて、誰もが当たり前にAIを活用できる、全社的な普及を目指すとしている。
※スタッフ職は開発、生産技術、営業、管理部門などに従事するスタッフを指す。

ダイハツ、開発や生産技術など全スタッフ職でAI人材育成プログラムを開始 全社的な普及を目指す

AI人材育成プログラム導入の背景

近年、自動車開発の現場では技術の高度化により計測されるデータが飛躍的に増大している。これまでは熟練の技術者の経験と知見に基づいて判断が行われてきたが、増大した計測データの処理や競争環境の激化に対応するための開発速度の向上を目的とし、AI導入が待たれてきた現状がある。
ダイハツでは生産性・品質の向上を図り、業務改善を進めることで競争力を高め、誰もが当たり前にAIを活用できる、全社的な普及を目指す。

今後の展望

今後は従業員それぞれの業務領域に応じた研修や、自社データを用いたハンズオンの研修を行い、およそ1年後にはダイハツ社内でAIプロジェクトを牽引できる人材を輩出する予定としている。

ダイハツ工業株式会社 コーポレート統括本部 人事室 主査 斉藤秀樹氏 コメント

「これまでダイハツ工業では、一部の部門で、AIを活用した業務改善に取り組んでいましたが、今回、AIの活用を更に拡大するため、『啓発講座』をEラーニングで全社展開することに致しました。今回展開する『啓発講座』は”AIを活用すれば、こんなことが出来るようになるのでは!?”と発想できるようにするための教育です。そして、今後、AIを業務で実践・活用していくために、『基礎講座』『中級講座』『道場』などを随時展開していきます。『まずやってみる、そこから考える、そしてやり切る!』という心構えで、仕事の仕方を変え、人を育て、皆の力を合わせてダイハツをもっと良い会社にしていきます。」

スキルアップAI株式会社 代表取締役 田原眞一氏 コメント

「AI人材の教育研修事業や企業へのソリューション提供を行っている当社では、これまで延べ500社以上にAI研修プログラムを実施してきました。その知見を活かし、ダイハツ工業株式会社様のご要望にマッチするプログラムを共同で開発、実施しております。研修はスタートしたばかりですが、ダイハツ工業株式会社様はとても柔軟で積極的な企業文化をお持ちですので、すでに受講生の方からは様々なAI導入のアイデアが聞かれ始めています。そうしたアイデアを実現できるよう、ご協力・ご支援させていただきます。自動車産業という日本を代表する産業において、AI導入を進める一つのモデルケースとなるよう、当社としても全力で取り組んで参ります。」


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。