アドバンテックなど、産業用組込み機器向けにLinux&Android採...

アドバンテックなど、産業用組込み機器向けにLinux&Android採用を推進

 アドバンテックを中心とした10社は、産業用機器やIoT機器向けOSとしてLinuxやAndroidの採用を進める団体として、ELAA(組込みLinux&Androidアライアンス、エラ)を設立した。

アドバンテックELAA_DSC028332

 産業IoTの市場が拡大し、さらなる技術変革が望まれるなか、LinuxややAndroidなどオープンなアーキテクチャをベースとしたハードウェア、ソフトウェアは、個別要求にカスタムしやすい反面、標準化がされておらず、設計開発の複雑さが採用・普及の障害となっている。それに対しELAAは、組込みLinuxやAndroid OS用のオープンで統一されたアーキテクチャの標準化されたボードの採用を推進するための体制を整える。

 具体的には、エンドユーザーに必要なサポートとサービスを提供するためにメンバー間で協力し合い、基本的なハードウェアプラットフォームとソフトウェア開発キットのほか、カスタマイズのためのキャリアボードとシステムインテグレーションサービス、LinuxやAndroid OSの開発、アプリケーションソフトウェアの開発支援などを行っていく。

参考:アドバンテック


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。