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序章・人工知能・AIはバズワード 〜AI初心者と一緒に学ぶ人工知能の基...

序章・人工知能・AIはバズワード 〜AI初心者と一緒に学ぶ人工知能の基礎のキソ⓪〜

いま大流行の人工知能・AI。連戦連勝で話題となった将棋の藤井聡太四段も将棋AIを使って棋譜を学んでいることがテレビで取り上げられるなど、いま最もホットなワードになっています。先日、東京ビッグサイトで行われたAI・人工知能の展示会「AI・人工知能EXPO」も大盛況でした。でも、そんな世間を賑わせる人工知能・AIについて、懸念が一つ。「結局、人工知能・AIって何だろう?」未だにそれが見えてきません。

人工知能・AIをちょっと調べてみると、機械学習やディープラーニング、言語処理など難しい専門用語が飛び交っています。頼みのWikipediaも難しい言葉と表現のオンパレード(Wikipedia:人工知能)。人工知能学会がホームページのなかで丁寧に説明してくれてはいますが、やはりそこは学術団体であり専門家。初心者・素人が理解するにはハードルが高い。。。しかも、人工知能・AIは学術界や産業界でさまざまな意見があるらしく、人工知能・AIとは何か?と質問されても一概に定義は決められないそうです。これが余計に人工知能・AIを分かりにくくしている原因でもあります。

人工知能・AIは、いまはある種のバズワード。言葉だけが流行し、世間が踊らされているように見えます。定義や中身が曖昧なまま、まるでそれが万能であるかのように錯覚して飛びつき、消費し、一過性のブームになる。そして、それが去った後、急に素面に戻り、「で、結局それってなぜ必要なのか?そもそも何なのか?」を考え出す。そんなことを何度も繰り返してきました。その意味では、2・3年前のインダストリー4.0やIoTのようです。

IoTも人工知能もAIも、企業にとっては利益を生み出すための一つのツール・手段、選択肢のひとつでしかありません。製品の機能や性能をもっと上げる、開発期間を短縮する、材料の消費量を減らす、機械の停止を減らす、在庫をなくすなど、目的や課題が前提にあり、それを解決する時に使える便利な道具であり、選択肢です。それを忘れてはいけません。

専門家やサービス事業者同士で研究していく分には別に今のままで良いかもしれません。しかし、ブームを一過性のもので終わらせず、今から定着させるためにはより分かりやすく丁寧に伝えていく必要があります。

※ものづくりニュースでは、人工知能・AIの初心者の、人工知能・AI初心者による、人工知能・AI初心者のための人工知能・AIを学ぶ新連載をスタートします。あくまで初心者が調べ、まとめるものなので、専門家や識者でご協力いただける方を大募集しています。

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1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ