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人工知能・AIって何?〜AI初心者と一緒に学ぶ人工知能の基礎のキソ①〜

人工知能・AIって何?〜AI初心者と一緒に学ぶ人工知能の基礎のキソ①〜

そもそも人工知能・AIって何だろう?

誰か分かりやすく、シンプルに説明してくれませんか。。。

なかなかそんな文献や書籍も見つからないので、人工知能・AI初心者である私と一緒に、ちょっと人工知能・AIの基礎のキソを考えてみましょう。製造業界はもちろん、誰でも分かりやすく人工知能・AIを理解できるようにするのが目的で、本格的に学ぶ第一歩になれば幸いです。

第1回は、ど真ん中の 人工知能・AIって何? をシンプルに、小・中学生でもイメージできるくらい簡単に表現してみます。

人工知能・AIって何?

ある目的を達成するために、
プログラムや蓄積してあるデータから
自分で考え計算し、判断して答えを出す
コンピュータやソフトウェア、システムのこと

つまりは、

目的に向かって、自分で考えて答えを出すコンピュータとその機能。しかも成長する

細かい話は除き、人工知能・AIをシンプルに表現すればこうなります。

例えば、藤井四段も使っているという将棋AIソフトは、将棋に勝つ、王を取るために、将棋のルールと過去のデータをたっぷり持っているソフトウェアが自分で考えて、最適な一手を判断して導き出します。

製造業の予知保全AIソフトは、故障を発生させないためにソフトウェアが機械を監視し、故障が起きるパターンを自分で考えて、判断して知らせます。

目的に向かって考えて答えを出す
これって人間が日々行っていることと変わりませんよね。

人間もある目的を達成するためには、

・自分の知識や過去の経験(データ)をベースに、
・こんな感じだろうという答えを推測し、
・今ならこれが一番良いという判断をし、
・実行する

誰しもがこんなステップで物事を考えて行動しています。
しかも色んな経験をすれば、その分だけ賢くなっていきます。

人工知能もそれと同じ。
人間の思考と行動をコンピュータができるようになっただけと考えると分かりやすいと思います。

#ai #人工知能 のイメージ。考え、学び、進化していく。#絵心ない #製造業愛 #ものづくりニュース

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これまでのコンピュータ処理と何が違うの?

通常、コンピュータはプログラムした通りにしか動きません。
しかしながら人工知能・AIの場合、

・自分で試行錯誤して答えに近づいていく
・新たなデータを追加して賢くなる
・生のデータも自分なり理解して定義する

人間がプログラムを組むのではなく、自分で考えて新たなプログラムを作ってトライアンドエラーを繰り返す。人の手によって新しいデータが追加されたら、それを知識として使うようになる。さらに優れたものになると、そのデータも自分で取り込んで、内容を吟味して意味を定義づけすることも自分で行う。

こうした機能を備えています。

自分で考える、新たに学ぶ

この辺りがポイントになりそうですね。

人工知能・AIの何がスゴイの?なぜこんなに騒いでいるの?

人工知能・AIは、ただ人間が無意識のうちに行っていたことをコンピュータができるようにしただけですが、ただ人間の何倍ものスピードで、人間が考えるよりも多くパターンのなかから選択肢を選び出し、さらに学んでいくことができます。チェスや将棋など、ある一部の分野では、人間の知能を超えてしまったから、これだけ世間が注目しているのでしょう。

昔のコンピュータは、CPUの処理性能が低くて速度も遅く、メモリの容量が小さくて蓄積できるデータ量が限られていました。だから人間の方が色んなパターンを考えて処理できたので、人工知能やAIはそれほど騒がれませんでした。

でも、この十数年のコンピュータ技術の進化により、その記憶容量と処理能力が人間に追いつき追い越したことにより、人間だけができると思われていた「考える・学ぶ」ということがコンピュータででき、しかも人間以上にこなせるようになりました。「あれ?それじゃ人間の役割って何?」という危機感と、人工知能・AIってスゲーという好奇心で、今のブームにつながっているのだと思われます。

とは言え、人工知能・AIは万能ではありません。用途が限定的であったり、人間にできて人工知能・AIにできないものもたくさんあります。将来はどうなるか分かりませんが、いまだ研究の道半ばです。

※ちなみに、
人工知能はさまざまな解釈があり、定義がないそうです。。。OMG

参考:人工知能学会
参考:総務省、平成28年度情報通信白書

※あくまで筆者個人が調べ、表現しているものであり、内容に対するご指摘、疑問等ございましたらご意見をお寄せください。もっと正しく、シンプルで簡単に、分かりやすく表現できるという識者の方、大募集しております。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ