withコロナで流行るものとは?

withコロナで流行るものとは?

アフターコロナからwithコロナへ。新型コロナウイルスの感染拡大が取りあえず落ち着きを見せ、今後はコロナウイルスは身の回りにあるものだとの認識で、それに応じた新しい生活様式を作っていこうという風潮になっている。

そうなると気になるのが、そこではどんな新しい需要が生まれるのか? コロナ禍の真っただ中では、マスクや消毒液、トイレットペーパー、ハンドソープなどで特需が起きた。

 

withコロナでの新需要として個人的に興味を持っているのが、製品パッケージにおける「個包装」関連需要だ。これまで個包装は過剰包装と見なされ、環境に悪影響を与えると忌避されていた。しかしwithコロナでは安全へのニーズの高まりを受け、飲食料品や医薬品、化粧品をはじめさまざまな領域で個包装が広がると見ている。

日本は以前から過剰包装気味で、個包装が広く行われてきて、その技術やノウハウ、装置を持っている。一方の海外は、個包装は過剰とみなして極力簡素化してきた。

withコロナでこれまでの常識や考え方が覆るなか、個包装のノウハウとその技術や装置を海外に販売したらどうだろう? コストや効率、環境面を考えたら個包装は見合っていなかった。しかし人の命、安全性が重要視されるなか、個包装は十分な価値を生む。

 

コロナ禍によって多くの企業が大打撃を受けた。しかしその一方で、前述のような特需があったり、リモートワーク関連のサービスの会社が業績を急成長させるなどもあった。何事も表面と裏面があり、風が吹けば桶屋が儲かるを証明した。

今回のコロナ禍によって社会は激変した。withコロナでは思いも寄らぬ製品がヒットする可能性があり、小さな兆しは見逃せない。チャンスの種はまかれた。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。