THK 人型センサロイド CES見本市出展

THK 人型センサロイド CES見本市出展

THKは、1月9日から12日に米・ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES2018」に、人の周辺環境を把握できる人型のセンサロイド「ATOMOS」と、呼吸や心拍、ストレス度等を測ることができるスマートセンシングシート「ARGUS MOVA」の製品プロトタイプを出展した。

 

▼ATOMOS(右)とARGUS MOVA
THK_ATOMOS_ARGUS MOVA

「ATOMOS」は、白い骨組みの周りにグレーのアクリルで人体のシルエットが形作られたデザインで、15ミリメートル間隔で並んだアクリルの間にさまざまなセンサーモジュールをはめ込むことで、あらゆる用途に最適化することが可能。人が置かれている環境を多角的に捉えビジュアライズする。

同社のスライドレール「FBL27D」を胸部に使用することで、マイクロコンピュータ等の取り付けが可能。また、腰部にはロボットの軽量化、組み付け時間の短縮を実現する同社製クロスローラリング「RF77」を使用している。

「ARGUS MOVA」は、白いシェル型のシートで、脚部を透明なアクリルとすることで宙に浮いたような未来感のあるデザインを実現。自動車や鉄道、飛行機などへの展開をイメージした形状となっており、内蔵された高感度ピエゾセンサーが人体の細かな動きから心拍・呼吸などを検出する。

 

出典:THK 人や、周辺環境の変化をとらえるセンサロイドとスマートセンシングシートをCES2018(ラスベガス) に出展


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。