『品質』の記事一覧 : 41件

もし新規取引先の工場視察で、 作業指導書または作業手順書が現場になかったら 取引可否はどのように判断しますか? 中国工場を対象に考えていただいて結構ですが、 どこの国の工場でも同じです。 わたしなら作業指導書が整備されて...

弊社の中国工場セミナーでは、 生産の3要素-3M(人、機械、材料)を切り口として 中国工場の問題点を見ていきます。 日本工場と中国工場の違いを認識することが 正しい打ち手を打つことに繋がるからです。 人と機械については、...

実際に中国企業と付き合う中で実感した、日本企業に足りないものとは? 一昔前の中国製品は、安かろう悪かろうと言われ、安さが売りで品質は安いなりの品質だった。 しかし時代は変わり、安いだけでなく品質も高く、そしてリリースも早...

今日は、配属後はじめて一人でやった仕事、「検査手順書の作成」のことを書こうと思います。 手順書とは、ざっくり言うと、「誰がやっても全く同じ作業をできるようにする指示書」のことです。   配属されてしばらく経った...

前回は、作業者を単純作業者とスキルを必要とする仕事を任せる作業者に区分して、 それぞれに合った育成・教育をしていくことが必要と書きました。 今回は、その作業者たちを管理・監督する班長さんについて考えてみます。 「工場のQ...

毎年この時期に人の入れ替えが起こるのは、工場として受け入れざるを得ません。 しかし、だからと言って品質が落ちてもよい、 不良品を顧客に納入してもよいと言うことにはなりません。 作る側として毎年同じことを繰り返していては進...

前回は、中国の旧正月前後の忘・新年会の話題でした。 旧正月休みも終わり新年会を行う工場は、今週のどこかで盛大に実施することでしょう。 繰り返しますが、せっかく費用をかけて行うのですから、 従業員のモチベーションアップにう...

前回は、工場のレベル判断は、末端の作業者を見るという話でした。 この末端の作業者の作業、多くは梱包作業となるのですが、 それを見てチェックするのには、もうひとつ大事な理由があります。 それは、梱包工程が品質の最後の砦であ...

中国に進出した日系工場が、人手の作業から機械化するなど工程を自動化させる事例に、偶然かもしれないがここのところ2,3遭遇した。 それら工場が自動化する理由は大きく3つある。 ひとつは、人件費高騰への対応。 これはみなさん...

中国部材を使っていくには、購買部門だけが頑張ってもうまくいきません。 わたしの中国工場セミナーには、中国に自社工場はないが中国企業から部材や製品を調達している、会社の担当者の方も数多く参加いただいています。 そういう方は...

中国工場の品質問題というと自社中国工場の場合と、取引先である中国企業の品質問題のこともあります。 今回は、中国企業から調達する部材や製品を使いこなすために、必要な要素のひとつを考えてみます。 中国企業の部材・製品を購入し...

工業製品は人がルールを守った固まりである。 人がルールを守らなかった部分が、不良という形になってお客様の手もとに届くといっていい。   工場では管理者が標準作業票をつくり、それを作業者に守らせることによって、品...