NKKスイッチズ 4線式タッチパネル 金属テールを標準化 接触信頼性、一層向上
NKKスイッチズは、タッチパネル「FTシリーズ」のアナログタイプ4線式に、金属テールを標準ラインアップに追加し、10月23日から発売した。価格はタッチパネルがサイズによって1798円~1万3098円、コントロールボードが3623円。
FTシリーズは、透明導電性薄膜技術を生かした抵抗膜方式のタッチパネルで、液晶パネルやプラズマELなどのさまざまな表示装置と組み合わせることによって、専門の作業者やコンピュータの知識を持っていない人でも対話形式で容易に入力操作ができる。
新製品は、従来の印刷テールに加え、要望の多かった金メッキ金属テールを標準化した。金メッキ金属テールを採用したことで、接触信頼性が向上。
また、端子が1.25ミリピッチ8ピンから1ミリピッチ4ピンへと細くなったため、基板の小型化や薄型化に貢献するうえ、1ミリピッチコネクタに対応することで、面実装コネクタの選定が可能となっている。
さらに、テール材質がPETからポリイミドになり、曲げなどへの強度、耐熱性が向上した。
加えて、市場のニーズに合わせてワイドタイプや19インチの大型サイズなど、適応画面サイズに幅広く対応。そのうえ、トレンドであるLCDの狭額縁タイプに対応し、タッチパネルも狭額縁化している。
画面サイズのラインアップは、5.7、6.5、8.4、10.4/10.6(Wide)、12.1/12.1(Wide)、15/15.6(Wide)、19型。
用途は、医療機器、FA機器、計測機器など。
参考:NKKスイッチズ「FTシリーズ アナログタイプ4線式 タッチパネル」