Moxa、変更時の再設定が不要な新モジュラーリモートI/O発表

Moxa、変更時の再設定が不要な新モジュラーリモートI/O発表

台湾・Moxaは、モジュール変更時の再設定が不要なモジュラーリモートI/Oの新製品「ioThinx 4510」を発表した。

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従来のモジュラーI/Oの多くが、ITユーザーに対するユーザーフレンドリが足りないことから、新製品は、ITのコンセプトをOT製品の設計に活用して開発。複数のIT/OTプロトコルをサポートし、直感的な設定操作を可能にした。

異なるモジュールの組み合わせでも、IT/OTユーザーが追加の再設定作業を行う必要がなく、新しいモジュールに構成設定を複製することができる。WebダッシュボードでI/Oステータスを監視し、I/Oモジュールの設定が可能となる。

また、デバイスからSCADAなどの上位層ソフトウエアの設定変更がいらず、搭載されているModbusゲートウェイによりシステムの複雑さを軽減することが可能。

 

シリアルデバイスからフィールドサイトのデータを収集し、シリアルデータを異なるプロトコルに変換することができる。この2-in-1設計によって、システムの複雑さやネットワークポロジに必要なスペース、全体的なインストール時間の軽減が可能。

工具不要の簡単な取り付けで、DINレールに取り付けた際も後で取り外すことができる。

詳細:「ioThinx 4510シリーズ」


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。