IDEC ソレノイド付安全スイッチ サイズは最小、強度は世界最強クラス

IDEC ソレノイド付安全スイッチ サイズは最小、強度は世界最強クラス

IDECは2月8日、世界最強クラスのロック強度5000Nで世界最小サイズを実現したソレノイド付安全スイッチ「HS1T形」を発売した。

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▲HS1L形

新製品は、従来機種「HS1L形」のロック強度3000Nから5000Nに強化し、サイズは体積比で70%減と大幅にスリム化。ロック強度3000N以上のクラスでは世界最小サイズを実現した。

ヘッド部分を外さずに回転させるHEAD回転機構を採用し、3ステップで簡単にアクチュエータの挿入方向を変更可能。これによりどの方向からでも取り付けでき、ヘッド部分の脱落防止やねじ止めなどの工数削減効果もある。

 

また危険エリアに取り残された際の安全装置として内側からロックを解除できるタイプもラインアップ。世界で初めて正面からロック解除状態が分かるメカニカルインジケータを搭載し、再起動時のチェック作業の工数削減も可能。さらに引っ張り強度限界を超えて破損した際に接点をOFFにするカムロック構造で労災発生を防止する。

スプリングロック、ソレノイドロックの2種類あり、2接点と4接点タイプから選ぶことができる。

標準価格は1万7050円~2万3100円。グローバル販売目標は3年で5万3千台。

 

出典:IDEC「世界最強クラスのロック強度5000Nで世界最小サイズを実現! スリムかつ高いロック強度により、大型の扉や機械設備に最適なソレノイド付安全スイッチ『HS1T形』を新発売」


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。