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FDK「絶縁タイプDC-DCパワーモジュール」高電圧50V出力に適応 世界最小クラスを達成

FDKは、高電圧50V出力に対応した1/8-Brickサイズの絶縁タイプDC-DCパワーモジュール「FPER48T05006」を開発し、サンプル出荷を開始した。

新製品は、95%の高い変換効率を実現することにより、36V~75Vの入力電圧から50V安定化300W出力製品では、1/8-Brickサイズ(58.4×58.9ミリメートル)と世界最小クラスの小型化を達成している。

また、同時に開発した「FPER48T02512」300Wモデルの12.5V~30V出力と、すでに製品化している「FPED48T01238」450Wモデルの6V~13.2V出力と組み合わせることで、6V~60Vまでの幅広い出力電圧をカバーすることが可能。ユーザーの機器本体の小型化やモジュールの共通化に貢献する。

さらに、高電圧30V~50Vを使用する携帯無線基地局のRRH(Remote Radio Head)装置に要求される変化量の大きい急峻な負荷変動にも対応していることから、RRHや半導体検査装置等の用途に最適。

加えて、高温環境下においても高性能・高効率を維持する特長を有することから、高信頼性を要求される各種産業用機器、通信機器、情報機器、バッテリバックアップ機器など幅広いアプリケーションに使用できる。

主な仕様は次の通り。

▽絶縁耐圧オープンフレーム=DC2250[V]、ベースプレート付=DC1500[V]▽過電流保護、過電圧保護、過熱保護、リモートON/OFF、出力電圧可変(20/50%)機能内蔵▽製品ごとにシリアル番号を付したフルトレーサビリティに対応、また、RoHS指令に対応。

 

出典:FDK 高電圧50V出力に対応した絶縁タイプDC-DCパワーモジュール「FPER48T05006」を開発、サンプル出荷開始


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。