メルマガで実施したアンケート、工場監査での指摘はどうするべきかの結果をお知らせします。 アンケート結果 ☆工場監査での改善指摘についてあなたはどう考えますか? 問題点は何個でもすべて指摘し改善させるべき ...
駐在員時代は購入部材の品質確保を仕事にしていたので、仕入先の工場監査は数多く行った。もちろん自分一人ですべての仕入先を回れるわけではないので、他のスタッフ(日本人、中国人)が行くこともある。 この工場監査に、監査するスタ...
ある部品で異品混入不具合が発生した。正しい品番の部品と混入となった部品は非常によく似たもので注意して見ないと同じ部品と見誤ることは十分に起こりえるものであった。 混入はバラ品で起きたのではなく、梱包袋単位で起きた。つまり...
スポット溶接のある部品でその溶接部が断裂するという不良が発生した。しかも不良率はなんと60%にもなる。現場は当該部品の投入を中止せざるを得なかった。 幸い2社購買していたので、他社製部品在庫があり生産への影響は当面回避で...
ある会社で顧客クレームが頻繁に発生していた。顧客からの信用は失墜しこのままでは受注に大きな影響が出ることは避けられない状況となっていた。 ところが顧客で不良を見つけてくれるので、幸い市場クレームには至っていなかった。工場...
以前ある会社のスペース1/2化大作戦を紹介した。今回は別の会社で行なっている工場人員20%削減大作戦を紹介する。この作戦、実は2008年の夏ごろにお聞きしたものだ。 この会社は広東省に5000人規模の工場を2つ持っている...
ある会社の主催で「外観目視検査」に関するセミナーの講師をやってきました。精度を上げるための方法などを話してきました。当然その中には限度見本に関する話も含まれています。 以前関係していた会社でも外観は顧客から厳しく要求され...
これは実際にある工場で起きた事例だ。MC加工の品物であるが、ある時作業者が図面と違うものを作った。30個全部加工し終わってから、図面と違う部分があることがわかって問題となった。 この会社では通常複数個の加工品の場合、1個...
前回工程不良率が30%もあるのに抜取り検査だけで、次工程に流している例を紹介した。 これに対して、読者の方からメールをいただいたので、今回はそれを紹介する。芋たこ北京さん、ありがとうございました。 『あたり前のことがあた...
ある会社の中国工場では製品に色を塗る工程がある。単純に1色塗ると言うものではなく、凹凸のあるものに複数の色を正しく配色する必要がある。 それが最終の外観になることもあって難易度は高く、不良も相当数発生している。 不良品は...
前々回に引き続き追加募集でいただいたコメントを紹介する。3人のコメントをくれた方、ありがとうございます。最初は、芋たこ北京さん。 『自分が見ていた、北京の合弁工場の事例を紹介します。朝の始業時間には、始業のベルがなる前に...
冷却用のフィンを加工している会社での話だ。この会社では異形に押し出されたバー材を切断してから、穴あけ、タップ切りなどを行い、それらの加工位置や傷などの外観を検査して出荷している。 形状の違いによりいくつもの機種がある。そ...