今回は優秀な中国企業の事例を紹介します。 純粋な中国企業で、TOPをはじめスタッフ全員が中国人です。 ISO認証はもちろんTS16949の認証も取得済みです。 中国のISOは誰でも取得できるので信頼度は低いですが、TSの...
あたり前のことができていないのが中国工場だと書きました。 当たり前のことがきちんとできていれば、そうそう不良が発生し、それが顧客の手元にいってしまうことはありません。 繰り返しになりますが、当たり前のことができていないの...
中国の工場と日本の工場との違いは何かと聞かれることがあります。 それに対する回答として、このようなことを申し上げることがあります。 それは、 「当たり前のことができている日本工場に対して、当たり前のことができていないのが...
前回、ある日系中国工場の日本人総経理が自社工場の材料の盗難を許容するような発言をしてことを紹介しました。 工場を見せてもらってわかったのですが、この工場は材料倉庫や再利用する材料置き場がオープンの状態になっていました。 ...
ある日系中国工場での話です。 その会社は金属材料の加工業で、中国に工場進出してから既に20年以上経っていて、中国では成功組と言えるでしょう。 現在の総経理は駐在歴10数年になるベテランです。 縁があって、その工場の工場診...
前回の外観検査の話が好評でしたので、今回も外観検査に関する話を書きます。 外観検査セミナーで受ける質問の中に 「一人の検査員がひとつの製品に発生する不具合すべての検査を担当させているが見逃しが減りません。何かよい方法があ...
外観検査は、分析型官能検査なので検査員には、トレーニングが必要と前回書きました。 教育をして一定のレベルに達しないと外観検査員として、量産品の外観検査をやらすことはできません。 質問をされた方の中国工場では、教育をしても...
年に何回か外観検査セミナーの講師を務めさせてもらっています。 特に海外工場向けとはしていませんが、わたしの場合は中国工場の事例なども紹介するようにしています。 また、検査精度を上げることができた事例なども紹介するようにし...
日本の工場でプレスや金型などの生産技術を叩き込まれた職人さんが会社の中国進出に伴い、中国工場で指導してきました。 こうした職人さんたちは団塊の世代の人なのでとうに会社は定年になっています。 定年後何年間かは嘱託社員として...
先日中国をメイン生産拠点にしているメーカーの社員の方と話す機会がありました。 そのメーカーは、かなり早い段階で中国に工場を出し、今でも中国内に数箇所の生産拠点を有しており、中国進出では成功組と言われるメーカーです。 以前...
中国工場でも人による作業から自動化した機械での作業に切り替える動きが急です。 前回書いた3つの理由を考えると、「自動化すれば今の課題がすべて解決する」ような気がしてしまう。 しかし、それは大きな間違いです。 自動化すると...
中国に進出した日系工場が、人手の作業から機械化するなど工程を自動化させる事例に、偶然かもしれないがここのところ2,3遭遇した。 それら工場が自動化する理由は大きく3つある。 ひとつは、人件費高騰への対応。 これはみなさん...