前回は労働者不足の賃金部分の対応について書きました。そこでは最低賃金の金額ではなく、残業代を含めワーカーさんたちが1ヶ月でどれくらいの金額を受取れるかを考える必要があるとしました。 今回は賃金ではなく、その他の部分での対...
労働者不足は深刻な状況だが労働者がゼロになったわけではないので、沿岸部の工場経営者とすれば、いかに従業員をつなぎとめるか、どのようにして自社工場に留まってもらうかを考えなければならない。 地方政府が決めた最低賃金の見直し...
今回は、日系ネジメーカーです。 総経理や技術者など全部で5人の日本人の方がいました。従業員は、60名ほどですから従業員の約8%が日本人ということになります。多いといわざるを得ません。製品は、主に圧造軸や小さなネジです。 ...
少し前の記事で恐縮だが、『フジサンケイ・ビジネスアイ』に標題のような記事が載っていた。 内容は、春節明けに珠江デルタ(広東省)では、労働者100万人が不足するというものだ。以下に簡単に記事の内容を紹介する。 以前から春節...
今回は、プレス製品の工程能力に対する考え方を少しお話しします。 工程能力管理を要求するお客さんが最近は多いのですが、プレス品で図面上にある寸法すべてについて、工程能力1.33以上を満足させることは非常に難しいといえます。...
前の記事で、広東省の状況が以前と比べて一変してしまった今、中国に進出をするならどこ(地域、場所)を選ぶかについて書いた。沿岸部ではなく最初から内陸部を選択することも十分ありとした。 このような状況、東莞市に吹いている逆風...
今回は、香港系プレス加工メーカー(その2)です。 総経理と技術責任者が香港の人でした。金属加工で扱っている製品は、小物がほとんどです。扱っている材料は、非鉄金属です。 前回のレポートでこの会社の製品は小物で難しいものが多...
このタイトルを見て何のことだろうと思われた方も多いと思う。ここ数年で中国とくに広東省の状況は以前と比べ一変していることはみなさんご存知の通りだ。 以前なら何の問題もなかった人の募集も今では簡単には集められない。最低賃金の...
今回は、香港系プレス加工メーカーです。総経理と技術責任者が香港の人でした。金属加工で扱っている製品は、小物がほとんどです。扱っている材料は、非鉄金属です。 工場は標準工場で3階建ての建屋2棟を使用しています。加工機(プレ...
前回、シンセン工場を閉鎖して東莞工場に生産を移管した会社を紹介した。この会社のすごいのは、東莞工場はシンセン工場よりも狭いのにも関わらず逆に生産性を高めたことです。 会社の方針としてこの工場に移転させることが決まったわけ...
今回は、香港系梱包材メーカーです。梱包材といっても紙ではなく、発泡スチロールの方です。 今回は、この会社の業容拡大のために新工場を建設したので、その新工場のお披露目を兼ねて、不足点のアドバイスをするという役割でした。新工...
先に取り上げた会社は、工場統合の一つとしてシンセンから東莞の城区に工場を移転した。元々城区に建屋は持っていたので、それを活用するということのようだ。 生産をするにあたっては当然従業員(作業者)を募集しなければならない。人...