前回「5S」に関する取引先指導に関しては、先ず汚い工場ではよい製品を作れないことを相手に認識してもらうことをやると話ました。そのために「5S」の3つ目の「清掃」これをしっかりやってもらうことに注力しました。それができてか...
前回の続きです。 部下が思うように動いてくれない。また、部下からの報告も必要最低限のことしかこない。それもこちらからあれはどうなったと聞いて初めて報告がある状態でした。 「自分のどこかに問題が...
「中国工場の総経理や工場長は孤独だ」という話をずっとしてきました。 今回は東莞にある日系企業の工場長の苦悩の事例を紹介します。工場は中規模と言ったところで従業員はだいたい600人くらい。あるニッチな分野なが...
前回の続きで、ある総経理の問題についてです。 生産が始まっているので対応の主体は工場側でした。ここで問われているのは技術的な対応や生産の条件設定、そしてその管理です。中規模な工場で総経理が陣頭指揮を取らなけ...
今回はある日系中国工場の総経理の置かれている状況を紹介します。 中国工場の総経理や工場長は孤独だ。広東省にある日系企業の工場の総経理もそう感じていました。工場の従業員は500人くらいと中規模と言ったところで...
よく経営者は孤独だと言われています。中国工場に赴任した日本人総経理や工場長も同様に孤独です。逆に日本にいる経営者よりもその孤独度は増しています。 先ず赴任した中国の工場で日本人が自分一人しかいない場合がそうですね。しかし...
前回は、トップマネジメント経験がない人、本社で課長クラスの人が総経理や工場長として赴任するいわゆるポジションインフレが昔も今も当たり前のように行われていると書きました。 ポジションインフレ自体を悪いことだと...
今回は、資格認定に漏れがあった具体的事例について話をします。 この工場の最初の工程で加工したものの検査をある装置を使って行っていました。 その装置の所で検査内容の確認と発見された不良の処置について聞きました。先方の担当者...
前回までで資格認定を仕組化してうまく活用している会社の事例を紹介しました。 資格認定をうまく回すにはそのための教育がしっかりできることが前提となります。この会社はその教育部分もしっかり仕組化していました。 新規購入の工場...
前回、資格認定をとてもうまく活用している工場があると話をしました。 この資格認定を作業者のモチベーション向上、そして作業者を管理する班長さんたちの仕事の責任にうまく結び付けているところが素晴らしいとも書きました。 今回は...
昨年ある会社の新規購入に伴う工場監査に関わらせてもらいました。 監査対象となった中国にある工場は、日本や欧米向けの製品を生産しているその関係では中堅どころといった位置付けの会社でした。 新規購入の工場監査では、ISO面と...
前回は、中国工場の福利厚生の衣食住について書きました。 次に考えるべきことは従業員の満足度を高めることです。 満足度とは何か? と聞かれたらわたしは「従業員の仕事に対する充足度」であると答えます。充足度とは、従業員それぞ...