EE Times Japan

エレクトロニクス技術を駆使した製品を設計・開発するエンジニアやマネージャー層を対象に、半導体・電子部品、ディスプレイ、ネットワーク、ソフトウエア、エネルギー、設計・解析ツールなどに関する技術情報や、業界の最新動向を提供するサイトです。特集記事に加え、各種技術解説やトップへのインタビュー、海外発のニュースなど、エレクトロニクス分野における最新かつ専門性の高い情報を発信します。 http://eetimes.jp/

スピンによる有機分子1個の電気伝導制御に成功  物質・材料研究機構(NIMS)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の早川竜馬主任研究員は2016年8月、コンスタンツ大学及びハンブルグ大学の研究グループと共同で、1つの有機ラ...

日本独自の“漆の美”  NECは2016年8月17日、京都工芸繊維大学と漆芸家の下出祐太郎氏と共同で、非食用植物を原料としたセルロース樹脂を使い、日本の伝統工芸である漆器が持つ漆黒を実現したバイオプラスチックを開発したと...

認知症を含む脳関連疾患の早期発見などに期待  大阪大学産業科学研究所の関谷研究室を中心とする医脳理工連携プロジェクトチームは2016年8月、冷却シートを額に貼る感覚で容易に装着でき、脳の状態をリアルタイムに可視化できる、...

価格は5000円で、2営業日での出荷  プリンテッドエレクトロニクス技術を提供するベンチャーのAgICは2016年8月8日、インクジェット印刷回路のオンデマンド製造サービス「AgICオンデマンド」を開始した。フレキシブル...

桁違いのデータ量を生かす、データ同化手法  理化学研究所(理研)計算科学研究機構データ同化研究チームの三好建正チームリーダーと情報通信研究機構、大阪大学らの国際共同研究グループは2016年8月、「ゲリラ豪雨予測手法」を開...

らせん高分子の合成と光架橋反応の2段階で合成  名古屋大学大学院理学研究科、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の伊丹健一郎教授、伊藤英人講師、前田果歩氏(大学院生)らを中心とする名古屋大学...

微細化の限界を超える次世代のトランジスタ  理化学研究所(理研)は2016年8月5日、有機物のモット絶縁体を利用して両極性動作する「モット転移トランジスタ」を実現したと発表した。  モット絶縁体とは、伝導電子を持つにもか...

マイクロ波信号の挙動との関係性が明らかに  大阪大学大学院工学研究科の准教授である佐伯昭紀氏と博士前期課程2年の石田直輝氏、京都大学化学研究所の准教授である若宮淳志氏は2016年8月4日、ペロブスカイト太陽電池(図1)に...

「10度ビニングコンセプト」  オスラム オプトセミコンダクターズは(以下、オスラム)2016年8月3日、白色LEDで新たに提唱する「10度ビニングコンセプト」に関するセミナーを開催した。  ビニングとは、LEDの特性に...

溶液中でプラズマ発生、2つのカーボン素材を複合化  芝浦工業大学材料工学科の石崎貴裕准教授は2016年8月、常温環境下のソリューションプラズマ処理で、窒素含有カーボン(NCNP)とカーボンナノファイバー(CNF)からなる...

広範囲な角度から0.5mmの高精度  新日本無線は2016年8月4日、医療/非破壊検査分野で使用されるLINAC装置向け高出力マグネトロンを開発したと発表した。LINAC装置とは、直線加速器のことで、放射線治療用のX線や...

高さは6nm  北海道大学電子科学研究所で助教授を務める藤岡正弥氏は2016年7月、物質・材料研究機構(NIMS)の高野義彦氏と、九州工業大学の石丸学氏と共同で、1つの単位胞に12枚ものプラチナ(Pt)層が積層した新しい...