ユアサ商事、金属シャフト用AI外観検査装置「MEX TYPE-S」開発 100箇所同時測定と不良検出を実現
この記事の内容をまとめると…
- 工業製品向けAI外観検査装置「F[ai]ND OUTシリーズ MEX TYPE-S」を開発
- シャフトの傷や打痕の検出、100箇所同時の寸法測定が可能
- 省人化・省スペースと高品質保持を実現するワンパッケージ製品
同製品は、金属製シャフトの寸法検査と外観検査を1台でこなすAI外観検査装置である。「F[ai]ND OUT」シリーズの特長である簡易設置と迅速な検査対応をそのままに、製造現場での省人化・省スペース化を目指して開発された。
製品詳細
F[ai]ND OUT MEX TYPE-Sは、外観と寸法を同時に検査する金属製品に特化したAI搭載の装置である。シャフトの撮像画像をAIが分析し、傷・打痕・切粉などの不良を画像と共にNG判定で通知する機能と、シャフトの投影画像から最大100箇所同時に寸法測定を行う機能を備える。ワンパッケージ設計により、インライン検査や全品検査への対応が求められる現場での活用を想定している。