Jizai、用途に応じて拡張可能な汎用AIロボット「Mi-Mo」仕様を公開
この記事の内容をまとめると…
- カスタマイズできる汎用AIロボット「Mi-Mo(ミーモ)」の仕様を公開
- AIモデルやハード構成の拡張性、豊かなインタラクションが特長
- サービスサイトを開設、「Mi-Mo v0」の詳細情報を掲載
カスタマイズできる汎用AIロボット「Mi-Mo(ミーモ)」の仕様が公開された。自律的に考え行動するAIロボットとして、視覚・音声・動作など多様な入力に対応し、用途に応じたアプリケーション開発が可能となっている。
Mi-Mo v0詳細
「Mi-Mo v0」は、複数のAIモデルを組み合わせて構成されており、画像認識・音声認識・動作制御などの機能を連携させることで、自律的に振る舞うロボットである。アプリケーションは利用者自身が開発でき、また、要望に応じた追加開発にも対応可能となっている。
ハードウェア面では、天板の取り外しが可能な構造を採用しており、製品の設置や機能拡張を容易にしている。基本フレームのCADデータは提供され、利用者による拡張も想定されている。また、天板や足の部分には木材を用いた温かみのあるデザインを取り入れ、屋内設置にも適した外観となっている。
さらに、生き物らしい多彩な動きを実装し、人との自然なインタラクションを実現。色変更やロゴ刻印といった外観のカスタマイズにも対応している。
どのように活用する?
「Mi-Mo」は、移動と対話の機能を備えており、エンタメや小売・飲食、医療介護などの分野での活用が想定されている。また、高度なヒューマンインタラクションが求められるイベントや教育分野での利用も見込まれている。