「汎用旋盤職人養成講座」後半を終えて
こんにちは。
さて、当社初めての「汎用旋盤職人養成講座」、後半三日間も無事終了することが出来ました。前半三日間と合計六日間の講座でした。(前回の記事はこちら)
基本が大切ですので、そこは何度も繰り返し覚えて貰いました。例えば、チャッキングでは、振れの出し方やチャックにやさしい掴み方などを実習しました。振れの出し方などは、なぜこのようにするかを説明し、受講者の方に理解してもらうようにしました。また、仕上げの工程では、工作機械の構造を説明し、だからこのような方法を取ることを説明しました。下の画像が受講者様より依頼のあった、今回の実習の課題です。
正直 初心者には、かなりハードルが高いですので、後で見直して何度でも練習できるように、工程表を用意し持って帰ってもらいました。
三時の休憩の様子です。(私、白髪が目立つようになってきました 笑)
コーヒーとおやつで一休みです。
最後に、皆さんに感想をお聞きすると、「実際に仕事をしている工場なので、機械や道具置きなどの配置が参考になった」と言った私が想像していない感想も頂きました。公の機関ではこれは無理ですね。初めてということもあり、私としても反省すべき点が見つかりましたので、今後に繋げて行きたいと思います。受講いただいた方々、お疲れ様でした。汎用旋盤も設置されたみたいですので、少し間を置き見に行かせてもらいます。
~基本を大切にした技術伝承~汎用旋盤職人養成