2018ものづくり川柳大賞が決定 違うだろー、空前絶後の、二刀流、35...

2018ものづくり川柳大賞が決定 違うだろー、空前絶後の、二刀流、35億、忖度など流行語の嵐

日本能率協会コンサルティング(JMAC)が毎年募集している「ものづくり川柳大賞」。21回目となる2018年の入選作・佳作が決定しました。

大賞は、世間を驚かせたあの暴言を使った一首。川柳では最新の流行語を織り交ぜるのは定番ですが、まさかこれが来るとは。。。意外でした。他にもプレミアムフライデー、野球の大谷翔平選手の二刀流、サンシャイン池崎の空前絶後とブルゾンちえみwithBの35億など、うまく盛り込むものですね。

2018ものづくり川柳大賞 入選作・作者一覧(敬称略)

■大賞

違うだろ 安全唱和の 棒読みは

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村上 拓也(国立印刷局・彦根工場)

【選評】安全は最重要とされながら、ともすれば形骸化になりがち。上司たるもの、厳しく指導することは大切です。ただし、頭を叩く、容姿をなじるなどの叱り方はもってのほか! 訴えられて失職してしまうかも…。現場作業も叱り方も、安全第一を徹底しましょう!?

■優秀賞

設備保全 動かずプレミアム ツライデー

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渡部 耀生(サントリープロダクツ・榛名工場)

【選評】プレミアムフライデーやブラックフライデーなど、豊かさを味わうキャンペーンが花盛り。でも、そんな日に限ってトラブルが。ビール片手に仲間とご機嫌な夜のはずが、工具片手に設備のご機嫌直しで残業とは…。せめて残業代にプレミアムをつけてあげたい!

オペレーター 目指す姿は 二刀流

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荒川 武士(日野自動車・羽村工場)

【選評】その高い志は、ご立派の一言。古くは宮本武蔵から、今をときめく大谷翔平まで、真髄を極めようとする者は、人と違う二刀流をあえて選ぶものなのか。でも凡人が下手にマネをすると、「二刀を追う者は一刀をも得ず」となりかねないので、ご注意ください!

エフの数 空前絶後の 35億

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武田 幸大(旭化成・川崎製造所)

【選評】♪設備に不具合があるなら、新しいエフを付ければいい。だって、いくつエフがあると思っているの? 35億♪ …って、空前絶後のオペレーターですね、アナタ。35億のエフ取りを終えたら、超絶怒涛の存在になることでしょう。イエェェェ〜イ!! ジャスティス!!

■審査委員長賞

計器より 信用できる 経験値

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後藤 毅(パンパシフィック・カッパー・佐賀関製錬所)

【選評】計器を凌ぐ経験値で仕事をしているとは神レベルですね。そんな仕事ぶりを見せられたら、これを契機に全員が敬虔な信者となって教えを請い、景気に左右されない強い現場にするしかない! まさに「経験に勝るものなし」「信じるものは救われる」です。

■佳作・作者一覧(敬称略)
日常点検 確実に 出来る私は油注バー(ユーチューバー)
 藤原 聖(デンソー・阿久比製作所)

インスタに 上げたいぐらいの 老設備
 天白 陽介( サントリープロダクツ・榛名工場)

ヒアリより ヒヤリださない 職場へと
眞下 諒介(北海道石油共同備蓄・北海道事業所)

IoT 求める上司は アナログ派
 岡 正樹(住友化学・ 大分工場)

なぜ漏れる!? 「忖度してよ」 診断日
弓削 健一(旭化成・川崎製造所)

現場では 上司の損得 僕忖度
坂口 優太(国立印刷局・王子工場)

初期清掃 機械と話す 良い機会

 南山 利明(サンエイ糖化)

若手への 技術伝承 おい寝るな!
 渡辺 芳大(富士石油・袖ケ浦製油所)

初期(暑気)清掃 汗は流すが オイル漏らさず
 福原 昭彦(富士マシン)

“簡単に”と 簡単に言われる 指導会!
 米田 史彦(ブリヂストンフローテック・ 福岡工場)

■参考:日本能率協会コンサルティング、ものづくり川柳大賞


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ