東洋ビジネスエンジニアリング 簡単IoTソフトウェアにプラットフォーム機能追加
東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、簡単IoT化で工場の「稼働モニタリング」と「設備メンテナンス」を実現する「mcframe SIGNAL CHAIN」に、製造現場や設備データの収集、整理・集計、管理・連携、表示を担う「IoTプラットフォーム機能」を追加し、発売を開始した。
主な機能は3つ。データを集めて整える「mcframe SIGNAL CHAIN Edge」は、あらゆる情報源からデータを集め、統一された形式にデータを整形。必要とするソフトにデータを提供できる。データを蓄積する「mcframe SIGNAL CHAIN Data Store」は、非定型データをもれなく格納し、マスタを自動作成。稼働モニタリングと標準で連携できる。データをつなぐ「mcframe SIGNAL CHAIN Quick Viewer」は、人、もの、設備のデータをまとめて時系列配置できる。複数種類のグラフタイプを保有し、ラベルや色指定などカスタマイズも可能。
同社は、簡単IoTソフトウエアとして「mcframe IoT」シリーズを展開している。製造設備の稼働モニタリングと設備メンテナンスを支援するシステムを短期間で簡単に導入ができる「mcframe SIGNAL CHAIN」、生産現場の人の動きをデータ化して作業負荷や安全性の評価を行い、仮想現実(VR)技術を活用して作業手順の検証やトレーニングを支援する「mcframe MOTION」、紙で行っていた情報の記録や参照等の作業をスマートデバイスで置き換え、「簡単なデータ入力」「手軽なデータ分析」「素早い情報活用」を実現し、製造現場の効率改善、品質向上、問題対応等を支援する「mcframe RAKU-PAD」をそろえている。