日本モレックス 難燃性光ファイバー 火災の危険性大幅低減
日本モレックス(神奈川県大和市)は、UL94 V-0 難燃性基準を満たした「Polymicro FR(難燃性)光ファイバー」を発表した。
新製品は、ケーブルの外部被覆に自己消火性を持つ特殊コーティングが施されており、10秒以上の燃焼を起こすことがなく、火災の危険性を大幅に低減するとともに、密閉型アプリケーションにおける損傷を抑制することができる。
光ファイバーのコア径は50メートル未満から600メートル超で、厳しい寸法公差にも対応可能。動作温度範囲は40~100℃となっている。
難燃性が強く求められる産業機器や電気通信アプリケーションの構成部品などのほか、患者モニタリングなどの医療、航空宇宙や防衛機器などの用途に適している。
同社では、光ファイバー製品およびカスタムアセンブリを幅広く展開しており、さまざまな分野や環境条件、光波長に適した製品を提供している。
参考:日本モレックス Polymicro Technologies光ファイバー