日本モレックス、MDRを簡単制御 新アナログモジュール発表

日本モレックス、MDRを簡単制御 新アナログモジュール発表

日本モレックス(神奈川県大和市)は、専用システムを使用せずに、搬送用コンベアのモーターローラードライブ(MDR)を制御できるアナログモジュール「HarshIO Ethernet I/O モジュール」を発表した。

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搬送用コンベアのMDRは通常、メーカー固有の専用システムによって制御されるが、新製品はそれらのシステムを使わずにMDRが制御できる。PLCに接続することで、Ethernetフィールドバスを介してMDRが制御可能となる汎用性の高いアナログモジュールとなっている。

最大4つのMDRを接続でき、15段階の速度調整、方向、スタート/ストップの制御が行え、伊東電機製「PM500XE/XP」や、Interroll製「EC310 MDR」の場合は自動検出が行える。

また、コードセットとモジュールをワンタッチで接続できる同社の特許技術「Ultra-Lock プッシュトゥロック」を採用しており、簡単に接続が行える。

IP67規格に準拠し、過酷な産業用アプリケーションに対応。ネットワーク、電源、I/Oの状態を視覚的に確認できる診断用LED搭載。EtherNet/IP、PROFINET対応。

詳細:日本モレックス「IP67規格適合HarshIO モジュール」


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。