ワゴジャパン「大電流対応PCB端子台」新シリーズが登場 省エネ・省工数...

ワゴジャパン「大電流対応PCB端子台」新シリーズが登場 省エネ・省工数に貢献

ワゴジャパン(東京都江東区)は、省エネ・省工数に貢献する、大電流対応小型PCB端子台「2600シリーズ」をラインアップし、近日発売する。

スプリング式結線も搭載

産業用電気機器の小型化は信号部だけではなく電源部にも及んでおり、特にヨーロッパではPCBに外部端子を使用せず直接給電するための大電流対応PCB端子台の要求が高まっている。大容量の電源、インバータ、サーボアンプなどでPCBに直接給電することで、大幅な小型化と損失の低減で省エネを実現できる。

新製品は、レバー操作タイプの2604、2606と、2616ドライバ操作タイプの2624、2626、2636。最大適合電線サイズが6sq、10sq、25sqの3種類、電線接続方向で水平タイプと垂直タイプを用意しており、用途に合わせて選択できる。

また、スプリング式結線「Push-in CAGE CLAMP」を搭載することで、単線・フェルール端子付電線であれば差し込むだけのプッシュ・イン結線、より線は圧着端子不要のワンタッチダイレクト結線を可能にしている。

レバー操作タイプは工具を使用せず、指操作でより結線作業が可能で省工数に貢献するほか、レバーを上げたときはスプリングが開き、レバーを下げたときはスプリングが閉じる構造となっているため、レバーの位置によりスプリングの開閉状態がはっきりと分かり、閉め忘れなどの作業ミス防止に貢献する。

ドライバ操作タイプは電線挿入口側で結線操作できるため、作業スペースが少ない場所やパネル面の貫通用途にも利用できる。

 

参考:ワゴジャパン


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。