モチベーション向上に対する《技術者交流》の重要性
同じ会社内でも異なる事業部がある場合、若手技術者のモチベーション低下を防ぐ施策の一つとして、技術者同士の交流を心がけてみてはいかがでしょうか。
日々、厳しい開発業務に従事しなくてはいけないことの多い技術者。
目の前の仕事を淡々とこなすだけでは、モチベーションが上がらずに、新しいアイデアも出にくいことが多いと思います。
こんなとき、技術者のモチベーションアップに最適なのが、
です。
理想的には機密などの問題が少ない同じ会社内がいいのですが、もしそれほどの会社規模がなければ、関連業界の展示会に技術展示を行う、といったことでもいいと思います。
技術者交流の主目的は、
「日々、自分たちの行っている仕事はとても専門的である」
ということを再認識してもらうことにあります。
雑用と思っている仕事も、いやだなぁと思う仕事も、外から見るととても専門的で有意義な仕事であるのが一般的なのです。
専門性の高さこそが絶対正義という「専門性至上主義」を持つ技術者たち。
彼ら、彼女らにとって、
「自分の仕事が専門的である」
ということは、何よりのほめ言葉であり、当人たちのモチベーションアップに直結することなのです。
職場の雰囲気がマンネリ化し、技術者たちのモチベーションも上がらないと感じることが多くなってきているようでしたら、是非技術者交流というものを行ってみてください。