ブラザー工業、マシナリー事業でクラウドベースの保守部品在庫最適化ソリューション採用
保守ビジネスの最適化ソリューションプロバイダのシンクロン・ジャパン(東京都千代田区)は12日、ブラザー工業のマシナリー事業に同社のクラウドベースの保守部品在庫最適化ソリューション「SyncronInventory」が採用された。
ブラザー工業は、自動車メーカーや機械メーカーなど顧客企業向けにダウンタイム(機械停止時間)短縮の取り組みを進めているが、保守部品の高い即納率の維持と在庫削減の両立という課題を抱えていた。また人手に頼った作業負荷の高いプロセスで保守部品在庫の需要予測、計画を行っており、その解決も必要となっていた。
今回の導入では、保守部品に特化した予測アルゴリズムで需要予測を行い、各階層に応じた在庫ポリシー設定で在庫を最適化。グローバル多階層での在庫最適配置し、マネージメントダッシュボードで分析・モニタリングが可能となっている。業務の継承や今後のグローバル展開を見据えて、属人的なプロセスをシステム化することに加え、シンクロンの高度なアナリティクス機能により、在庫を、健全・余剰・陳腐化など、詳細レベルで可視化、分析し、需要予測の精度向上、在庫最適化を実現している。
参考:シンクロンジャパン、ブラザー工業、マシナリー事業において、シンクロンのクラウドベースの保守部品在庫最適化ソリューションを採用