ピーバンドットコム、マレーシア科学大学とAI基板設計支援ソフトの共同開発を開始
この記事の内容をまとめると…
- ピーバンドットコムがマレーシア科学大学とAI活用の基板設計支援ソフトの共同開発を開始
- ガーバーデータと先端技術の融合により、高精度・迅速な設計支援を実現
- AIで設計最適化と不具合検出を促進し、エレクトロニクス市場で競争力強化へ
プリント基板ネット通販「P板.com」を運営する株式会社ピーバンドットコムは、マレーシア科学大学と、プリント基板設計データの製造前チェックをAIで支援するソフトウェアの共同研究開発を開始した。
共同研究開発プロジェクト詳細
本プロジェクトは、AIを活用してプリント基板設計プロセスの自動化と効率化を図るものである。ピーバンドットコムが蓄積してきたガーバーデータと、マレーシア科学大学の電気電子工学部による先端的な研究技術を組み合わせ、設計の最適化や不具合の早期発見を可能にする。これにより、競争優位性の確立と中長期的な収益基盤の強化を目指す。
プロジェクトでは、AIによるパターン解析やシミュレーション技術を用いて、複雑な設計にも対応可能な支援ツールを開発。従来ツールでは困難だったパターン解析の自動化が実現され、ガーバーデータの製造適合性を正確かつ迅速に評価できる。また、市場や製造現場からの評価も反映し、継続的な性能向上も図られる。