パナソニック デバイスSUNX 超小型PLC発売 工数削減に貢献

パナソニック デバイスSUNX 超小型PLC発売 工数削減に貢献

パナソニック デバイスSUNXは、デュアルポートEthernetを搭載した超小型PLC「FP0Hシリーズ」を発売した。設備の分散化によりフレキシブルなラインを構築、工数削減に貢献できる。

これは、超小型サイズながら基本性能が大幅に向上しており、従来機比8倍の高速演算処理と従来機比2倍の高容量を実現。

最大I/O点数は384点で、必要な機能を選択し、さまざまな機器を制御できる。パルス出力を4軸内蔵、2軸直線補間を同時に2組制御可能。

Ethernet/IP、Modbus-TCP、MCプロトコルに対応、各種ロボットやPLCと簡単に接続でき、カセット方式により、ユニットのコストと設置スペースを削減する。

そのほか、①SDメモリカードスロット内蔵②プロジェクトコピー機能により、PCレスでラダーデータコピー可能③専用設定ツールで設定した位置決め動作パターンを起動するだけで位置決め制御が可能④位置決めユニットで超高速のリニアサーボにも対応可能-などの特徴がある。基本命令は約120種類、プログラム容量は24kステップ-64kステップ。

参考:パナソニック デバイスSUNX「FP0H製品情報」


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。