オプテックス・エフエー 透過型エッジセンサ開発 物体の端面位置測定

オプテックス・エフエー 透過型エッジセンサ開発 物体の端面位置測定

オプテックス・エフエー(京都市下京区)は、透過型エッジセンサ「FASTUS TD1シリーズ」を5月28日から発売した。

エッジセンサ

 

新製品は、レーザ並行光により物体のエッジ(端面)位置および位置変化を高精度に測定できる透過型のレーザ変位センサで、繰り返し精度は±5マイクロメートルを実現。測定範囲は10ミリメートル、センサヘッド間距離は最大300ミリメートルとなっており、シート・フィルム材や金属箔の蛇行制御、巻き取り制御をはじめ、ローラーの隙間測定や小型電子部品の幅測定を高精度に行うことができる。

厚み9.6ミリメートル、奥行き21ミリメートル、高さ61ミリメートルのコンパクト設計により、スペースの限られた装置内にも無理なく取り付けが可能。操作・設定を行うアンプユニット「CDAシリーズ」は有機ELディスプレイを搭載しており、鮮明な日本語・英語表示が可能で、ティーチングや演算設定も簡単に行える。

また、光軸のズレ発生時に表示灯が点滅するヘッド位置調整モードを搭載。従来、透過型センサでは難しかった設置時の光軸調整作業を飛躍的に簡易化している。

価格は「TD1シリーズ」が8万円、「CDAシリーズ」が5万円。販売目標は年間1万台。

 

出典:オプテックス・エフエー 物体の端面位置を測定する透過型エッジセンサ TD1シリーズを発売


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。