アズビル 新型スマートロボット開発 高度な力覚センサ搭載

アズビル 新型スマートロボット開発 高度な力覚センサ搭載

アズビルは11月24日、高度な力覚センサを搭載した次世代スマートロボットを開発した。今後パートナーとのアプリケーション開発を進め、ロボット事業化を目指す。

次世代スマートロボットは、同社の高精度な計測と制御、センシングの技術を結集したもので、腕の付け根から指先まですべて自社開発することによって、小型の協働ロボットながら産業用ロボット同等の精密な動作と高い剛性を実現している。

これにより、豆腐のような柔らかいものも持てる繊細なハンドリングや、ワークが指先に触れた感覚を高速で正確に検知して探りやならい動作が可能。カメラも搭載し、画像による位置や形状認識もでき、大まかな設定でも精度の高いハンドリングを可能としている。またダイレクトティーチングにも対応し、導入時の困難を解決している。

参考:アズビル 高度な力覚を持った次世代スマートロボットを開発


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。