【2017年7月第3週工場新設・増設】川崎重工、セイコーエプソン、日清食品など
【日本国内】
▶︎NTN
能登製作所(石川県羽咋郡)に新たに増設した熱処理工場が竣工。能登地区における産業機械用軸受けの一貫生産体制が確立したことで、さらなる事業拡大を目指す。敷地面積は約10万6500平方メートル、延床面積は熱処理工場が約6600平方メートル、既存工場が約1万5000平方メートル。
▶︎トプコン
100%子会社のトプコン山形(山形県山形市)内に、主力製品の測量機器(トータルステーション等)の製造拠点となる新工場を増設した。延床面積は約3000平方メートル(1階建て)。
【海外】
▶︎川崎重工
インドの現地法人インディアカワサキモータースに、新工場を開設。これまでの生産機種(250cc~650cc)に加えて、新たにインドで生産する機種としては最大の排気量(1043cc)となる「Ninja 1000」の現地生産を行う。
敷地面積は約1万300平方メートル、資本金は2億3500万ルピー、生産能力は年間約1万6000台。生産設備導入後、9月頃から生産ラインの稼働を開始する。
▶︎セイコーエプソン
フィリピンの製造子会社Epson Precisionに増設した新工場が竣工。インクジェットプリンターおよびプロジェクターの生産能力の強化を図る。
建築面積は約5万3000平方メートル、延床面積は約10万8000平方メートル(鉄骨2階建て)で、建物の屋根部分に約3000kWの最大出力を持つメガソーラー発電設備を設置。投資金額は約1億4300万USドル。
▶︎日清食品ホールディングス
カップ麺、袋麺を生産する子会社のハンガリー日清の新工場が竣工。今後さらに拡大が見込まれる欧州の需要に向け生産能力を高めるとともに、世界水準の高品質な製品の安定的な供給体制を構築する。
敷地面積は5万平方メートル、工場延床面積は1万7884平方メートル、設備投資額は約3300万ユーロ(約41億円)。