「小林製作所工場見学会開催レポート」最先端のマチ工場向けIoT見える化...

「小林製作所工場見学会開催レポート」最先端のマチ工場向けIoT見える化事例をご紹介

こんにちは。テクノアの吉本です。
2018年3月8日に株式会社小林製作所様(石川県白山市)で開催された、
「小林製作所 工場見学会(テクノア、小林製作所様 共催)」についてご紹介致します。

全国から60名以上の方が来場され、多くの方にご好評の声をいただくことができました。

1. 生産管理システムとカイゼンカメラシステムの連携・協業

株式会社テクノアと株式会社小林製作所様は、中小製造業のお客様の現場・経営改善を支援するために協業を始めました。具体的には、それぞれの持つ「生産管理システムTECHS(テクノア社製)」と「カイゼンカメラSopak-C(小林製作所社製)」を連携し、「生産管理システム×カメラによる見える化」で現場・経営改善を支援します。

こちらは、2017年9月より「生産管理システムTECHS-BK カイゼンカメラ連携オプション」として販売開始しております。

2. 工場見学会で効果を見える化!

そこで我々は、実際に活用されている現場を見ていただくため、Sopak-Cを開発・運用している小林製作所様で工場見学会を開催し、その効果を多くのお客様に伝えることを目指しました。

生産管理システムで製品情報や工程実績に関する情報を収集し、その情報と工場内に設置されたカメラで収集した画像を紐づけ、「今どうなっているのか?」「あの時何が起こったのか?」を簡単に取り出せるこの仕組みが、「仕掛品の進捗」「納品後のお客様からのクレームに対するトレーサビリティ」「過去の加工手順確認」「技術伝承」等、様々なところでカイゼン効果を生んでいることを実際に見ていただくことができました。

その結果、工場見学会は予定時間を超えて多くの質問が飛び交う等、活況を呈しました。

3. 加速するIoT活用

 ご来場いただいたお客様からは、「IoT推進で、生産効率を上げている工場を見られて良かった」「社員の意識向上など、予想外の効果もあることが分かった」等のお声をいただきました。

やはり、興味があっても踏み込めないのがIoT活用です。その効果が確信できないことが主な要因ですが、今回の工場見学会後に、個別の訪問相談のご要望も多くいただき、現在ではお待ちいただく状況になっております。

実際に運用・活用されている工場で効果を見ていただくことで、ご来場いただいたお客様にその効果を確信していただくことができました。何事も「見える化」することで、次のステップへとつながっていくことを改めて感じました。

<工場見学会主催>
株式会社小林製作所
 精密板金・組立・塗装・提案型設計、システム開発・販売
株式会社テクノア
 中小製造業向け生産管理システムTECHSシリーズ(導入実績3200社超)
 開発・販売


中小企業診断士。会計システム導入などのパッケージシステム会社を経てテクノア入社。テクノアでは、生産管理システムTECHSの導入効果を発揮するため、お客様への運用指導業務に従事し、運用指導担当部門の西日本管理者および大阪支店長を務めています◎株式会社テクノアは、出荷本数3800社を超える国内トップシェアの中小企業向け生産管理システム『TECHSシリーズ』を開発・販売しているソフトウェア開発企業です。「外洋帆船経営」を標榜し、情報技術【IT文明】の進歩を先取して『人々がより人間らしい、ゆとりと生きがいがある生活』を実現するため、独創的なソフトウェアと付帯サービス【ソフト文化】の開発と提供を通じて社会貢献します。