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「アウトメカニカ フランクフルト」大盛況 13万人超が来場、日本からも20社超が出展

11月28日からは上海で開催

9月11日から15日、ドイツ・フランクフルトで世界最大規模の自動車アフターマーケットの国際見本市「automechanika FRANKFURT 2018(アウトメカニカ フランクフルト)」が開催された。25回目の記念開催となった今回は、出展者数が5000社を超え、来場者も181カ国13万6000人が訪れる大盛況となった。

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同展はアフターマーケットを主眼とし、現在走っている・これから走る自動車に対する性能向上や迅速な整備を可能にする解決策が示された。補修や交換部品、整備用品をはじめ、整備工場向けの各種装置、さらにはデジタルとネットワーク技術を使った整備工場のスマート化を提案。さらにはトラック等の商用車の運行管理システムなどのソリューションも紹介された。

日本からはデンソーやKYB、日本特殊陶業といった自動車部品大手をはじめ、SPKなど自動車部品の輸出入商社など20社超が出展した。

同展は世界15カ国に展開しており、アジアでは中国、インド、サウジアラビア、マレーシア、ベトナム、UAEで開催されている。このうち11月28日から12月1日に中国・上海の国家会展中心で行われるアウトメカニカ上海は、出展社6000社、来場者数13万人というフランクフルトに匹敵する規模で行われる。アフターマーケットに加え、自動車製造の自動化に関する展示エリア「オートマニュファクチャリング」も目玉となっている。

参考:Automechanika Shanghai 2018


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。