雪かきがラクラク!アシストスーツで動きを補助するとこんなにスゴイ

雪かきがラクラク!アシストスーツで動きを補助するとこんなにスゴイ

新潟県で起きた列車の停止や福井県での交通マヒなど、今年の冬は大雪によるトラブルが頻発している。1月末には東京など関東地方でも20センチを超える積雪で大混乱したのも記憶に新しい。道路の雪かき、屋根の雪下ろしは重労働で、雪の多い地域、特に年配者の多い過疎地では除雪作業の担い手が不足し問題となっている。そんななか、アシストスーツメーカーのATOUNの藤本弘道社長が投稿したツイッターが話題を集めた。

▼藤本社長が投稿したのは、先日の大雪の際、同社福井支社の社員がアシストスーツを装着して雪かきをする短い動画。腰を屈(かが)めた状態で、テンポよくザクザクと雪を除去していく様子がトレンドとなり、たった数日で6万回を以上も再生された。リツイートは1600、いいねも1700を超え、「腰の負担が減っていいね」「このスピードはすごい」「雪かきを長時間やっても平気になる」など好意的なコメントも寄せられた。

▼いま多くの社会問題の解決策としてロボットに注目が集まっているが、技術的にもコスト的にも、普及にはもう少し時間がかかる。ロボットが得意とする力仕事や重労働に関しても、当分の間は人が主役であり続ける。その意味では、人が装着するだけで導入でき、動きを補助して体への負担が減るアシストスーツは有効な手段だ。また少し先の未来でも、すべての作業がロボット化する訳ではない。「人の動きを補助すること」と「人の代替をすること」は本来別のもの。人に適した作業、ロボットや機械に任せる作業。これらを整理することが生産性向上、働き方改革の第一歩につながる。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ