横河電機 測定に最適なレーダーレベル計 小型化と狭小放射角実現

横河電機 測定に最適なレーダーレベル計 小型化と狭小放射角実現

受信感度200倍以上

横河電機は、石油、化学、電力、上下水道、食品などの各種プラントでタンク貯蔵物などの液面の高さ(レベル)を測定するレーダーレベル計「PULS60」シリーズの新ラインアップとして、「PULS64」を10月20日から発売した。価格は75万円から。販売目標はシリーズ全体で2017年度500台、18年度600台。

新製品は従来機種より高い周波数(80GHz)を用いることで、アンテナの小型化と狭い電波放射角を実現。これまでは取り付けが困難だった小型のタンクの上部にも設置できるうえ、発信電波の放射角が狭いことで、タンク内に攪拌機など測定の障害となるものが設置されている箇所でも安定して測定できる。

また、今回、測定方式を見直したことで、シリーズのほかの製品に比べ受信感度が約200倍以上向上。油のように電波を反射しにくい液体や泡が浮いている液体のレベルも、より安定した測定をすることが可能になっている。

さらに、正確な測定を妨げる付着物や結露に対応。タンクに液体を投入する際や攪拌機で飛び散った液体がレーダーレベル計のアンテナに付着したり、温度によっては結露したりすることがあるため、測定精度を維持するためには、こまめな清掃が必要だったが、同製品は、アンテナ形状を工夫するとともに、付着・結露しにくい材質を採用。そのうえ、受信電波強度への影響を排除する独自の信号処理機能を備えているため、付着物や結露があっても継続して測定が可能で、メンテナンス工数を削減できる。

出典:横河電機「プラントのタンク貯蔵物の液面の高さ(レベル)測定に最適なレーダーレベル計『PULS64』を発売」


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ