因幡電機産業 東京・五反田に協働ロボット専門施設「東京ロボットセンター...

因幡電機産業 東京・五反田に協働ロボット専門施設「東京ロボットセンター」開設

実機見て相談 お試しも、多くの人に触れる機会提供

深刻化する人手不足対策、ロボットを初めて使う企業でも導入しやすいことから期待を集めている「協働ロボット」。しかし展示会でもない限り、実機をじっくり見る機会、詳しい人の話を聞けるチャンスはめったにない。

因幡電機産業は、3月に東京・五反田に協働ロボットを集めた「東京ロボットセンター」を開設。アクセス抜群の東京都心で、しかも複数メーカーの協働ロボットを見て相談し試せる場を提供している。

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アクセス抜群

東京ロボットセンターは、JR山手線・五反田駅から徒歩8分程度の第2TOCビル(東京都品川区西五反田7-21-11)の7階。東急目黒線の不動前駅からも徒歩5分、東急池上線の大崎広小路駅からも徒歩6分程度とアクセスは抜群。

「都心からほど近く、気軽に協働ロボットを見に来られる場所を目指している」(産業システム事業部 ソリューション部 山本晋吾ロボットシステム1課長)という。

協働ロボ7台

センターにはユニバーサルロボット、ABB、川崎重工業、日本電産シンポの4メーカー・7台の協働ロボットと周辺機器を展示。

ユニバーサルロボットのUR5を使った大容器から小容器への小分け、UR3による袋状お菓子の吸着搬送・整列、ABBの双腕型協働ロボットYuMiによる両手を使ったブロック玩具の組み付けと解体作業、UR10と日本電産シンポの知能型AGVを組み合わせたピッキングと搬送の複合システムなど、各ロボットの特徴を生かした5つのアプリケーションシステムを見ることができる。

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評価や検証も

ロボットを使ったことがない、検討のために実機を見たい、まず話だけ聞いてみたいという企業には、実機を見ながらロボットの基礎についてのレクチャーをして相談に乗る。具体的に検証するために実機を使いたいという企業には、センター内のロボットを使って評価・検証を提供する。

販売した後の技術トレーニングもここで実施している。ロボット導入と実運用に向けた各ステップをサポートしているのも特長だ。

「当社は単純な商社機能だけでなく、メーカー講習をきちんと受けて技術を身につけ、きちんと動かせるロボットエンジニアも多数在籍している。ロボットの選定方法やシステムの構築の仕方、ツールの選び方など各種相談にも乗ることができる」(山本課長)

講習・セミナー

オープン以来、従来の顧客に加え、新規申し込みも増えスタートは順調。次のステップとして20人超が入れるセミナールームを活用し、一人でも多くの人にロボットを学び、触れる機会を提供したいという。

「現在、セミナールームは販売後のトレーニングで使っているが、今後は新規ユーザー向けのロボット導入セミナーなどを行っていきたい。また、産業用ロボットの特別教育インストラクター資格を取得済みで、特別教育講座を行うことも考えている。ロボット熱が高まるなか、このチャンスを生かしていきたい」(機械技術担当安東秀隆氏)としている。

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▲山本課長(左)と安東氏

見学は予約制

センターは、月火水に見学を受け付け、木金はトレーニングで使用している。見学は予約制で、同社の協働ロボット・システム.com(https://cobot-system.com/)で受け付けている。


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ