三菱電機、CNCにも適用リモート保守新サービス 19年1月からスタート
三菱電機は、工作機械の遠隔保守を支援するリモートサービス「iQ Care Remote4U(アイキューケアリモートフォーユー)」を、同社の放電・レーザー加工機に加え、数値制御装置(CNC)にも適用するサービスを2019年1月7日に開始する。
![39_三菱電機_リモートサービスシステム構成](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2018/11/09215826/e790b1f3bc8fadf1f11fd641894dd5a1-300x162.jpg)
新サービスは、CNCユーザー向けと工作機械メーカー向けを用意。ユーザー向けは、同社のサービスセンターが工作機械に搭載されたCNCの状態を遠隔から診断し、アラーム履歴やパラメーターなどの分析により異常の原因を検出する。早期検出により、工作機械のダウンタイムの短縮が可能となる。
また、ユーザーは遠隔地からでも専用ソフト不要で、パソコンやスマートフォンから機械ごとの稼働率や消費電力などの確認ができる。
工作機械メーカー向けは、同サービスのプラットフォームを、クラウドを通じて工作機械メーカーへ提供。自社独自のリモートサービスを容易に、かつ低コストで構築することができる。
出典:三菱電機「三菱数値制御装置向け『iQ Care Remote4U』サービス開始のお知らせ」