ものづくりニュース by aperza

パワーモニター端子付きLDOレギュレーター ([EDN Japan])

2016/10/31 IT media

パワーモニター端子付きLDOレギュレーター ([EDN Japan])

 エスアイアイ・セミコンダクタは2016年1月、ウェアラブル機器向けのパワーモニター端子付きLDOレギュレーター「S-1740/S-1741」シリーズを開発したと発表した。

 バッテリー使用機器の定電圧電源やバッテリー電圧の監視補助、ウェアラブル機器、携帯通信機器、デジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーなどの定電圧電源、家庭用電気製品の定電圧電源などの用途に向ける。

バッテリー電圧で機器の動作切り替え

パワーモニター端子付きLDOレギュレータ「S-1740/S-1741シリーズ」

 S-1740/S-1741シリーズは、パワーモニター端子を搭載したことで、分割したバッテリー電圧(2分の1か3分の1)をアナログ値として出力する。これにより、これまで外付けの抵抗で分圧してから入力していたマイコンのADC端子に、電圧を直接入力できる。出力はイネーブル端子でオン/オフの切り替えができ、電圧を間欠動作で監視することも可能だ。

 さらに、アナログ出力のため、マイコン側でバッテリー電圧に対する複数の閾値を設定できる。従来使用していた分圧抵抗やFETが必要なく、機器の小型化にも対応できる。

 動作時消費電流は、LDOレギュレーター部が0.35μA、パワーモニター部が0.15μA。出力電圧は1.0〜3.5V間で0.05Vステップで選択できる。パッケージは1.2×1.2×0.4mmのHSNT-6Aを採用し、基板面積が限られたウェアラブル機器にも対応するという。標準的な2.9×2.8×1.3mmのSOT-23-5パッケージもそろえている。

 S-1740/S-1741シリーズは、2016年3月にサンプル出荷を開始する予定である。


エレクトロニクス技術を活用した設計・開発手法および製品動向を解説する技術情報メディアです。エンジニアの経験がある編集スタッフに加えて、設計・開発の第一線で活躍中のメーカーのエンジニアが、最新のエレクトロニクス技術・製品を活用するための手法などを詳しく解説します。さらに新製品に関するニュースのほか、アナログ設計やノイズ対策といったエンジニアの関心が高いテーマを題材にしたコラムも随時掲載しています。エレクトロニクス関連製品の設計・開発にたずさわるエンジニアにとっては、日々の業務に不可欠な情報源です。 http://ednjapan.com/